R.S さん

  • 留学期間 2019年7月~2019年8月 5週間
  • 留学先学校 ロールストンカレッジ Year11

留学を考え始めたのは、英語の会話能力を向上させることが目的でした。英語の勉強はしていたのですが、リスニング能力とスピーキング能力が未熟だと考えました。また、海外の学校に通えるのも良い経験になると考えました。

留学前のカウンセリングでは、ホームステイ先について前もって知れたことがよかったです。家族構成やペットをしっていたので、ホームステイ先へのお土産を選ぶ参考になりました。また、連絡先も教えていただいていたので、ご挨拶もできました。

留学中、周りの環境に、日本人がほとんどいなかったのがよかったです。留学を経験している僕の姉によると、留学先としてメジャーな場所だと日本人はすでに多くいて日本人同士で固まってしまうと聞き、あまり留学先としては聞きなれないニュージーランドを選びました。バディーがいて助けてはくれますが、英語でのやり取りしかない場所だったので、苦労はしましたが、すぐに耳が慣れました。

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ロールストンカレッジでは、共同で作業をする授業が多いのがよかったです。個人で行うワークだと、会話能力はあまり上達しません。数学の問題の解き方をグループで話し合う授業や、木材で簡易的な橋を作る建築の授業など、人とコミュニケーションをする機会が多くありました。その中で現地の生徒と親しくなることもできました。また、ロールストンカレッジは、選択授業があるところもお勧めです。

ホームステイ先の家族と行った南半島のハンマースプリングスはとても楽しかったです。

日本の季節は夏だったのですが、ニュージーランドでは季節がほとんど反転しているのでとても涼しかったです。その日はちょうど雪が降ったので、山の上からはきれいな雪景色を見ることができました。雪が降るのは珍しいことらしく、運よく貴重な体験ができました。

また、ハンマースプリングスは、天然の温泉が湧き出ていて、温水プールと温泉が一緒になった場所にも行きました。プールではしゃいだ後に温泉にゆっくりつかれるので気持ちよかったです。その帰り道、歩道沿いにある木の上で、野生のポッサムを見つけました。ポッサムはキツネの一種で、ニュージーランド固有の動物です。動物園に行かずに見れたのはとても幸運でした。

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ニュージーランド留学で、簡単な会話ができるようになりました。僕は1か月という短い期間での留学でしたが、クラブ活動や学校、ホストファミリーの方々と会話する機会は多くありました。来たばかりの時にはネイティブスピーカーの発音に苦しみ、何度も聞き返して理解していくのがやっとで、自分の伝えたいことがうまく伝わらないことがほとんどでした。それでもあきらめず、積極的に接点を持とうとしたりと努力することで、帰国するころには、簡単な会話ならできるようになりました。

留学中に悲しかったこと挫折を感じたことは、特にありませんでした。幸いなことに、ホストファミリーの方々が本当に親切で明るく温かい人たちでした。

また、僕を心配してキックオフNZのKayokoさんと上野さんがよく会いに来てくださり、困ったことはないか、などをききにきてくれるので、ホームシックになることもなく、むしろ日本に帰りたくないほど楽しい思い出ばかりでした。

強いて言うのであれば、自分の英単語の知識が足りず、思うように伝えられなかったことが悔しかったです。そういう時は翻訳機を使って何とか伝えていたので、今度来るときは知識をしっかりとつけてから来たいと思いました。

(R.S)

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キックオフNZ を選んだのは、ニュージーランドの留学に特化していることでの安心感があり、また現地校留学は費用が高いところが多く躊躇していましたが、わかりやすい価格設定と、リーズナブルな価格だったことも選んだ一因です。

キックオフNZ の上野さんは、各学校の特色にも熟知しており、留学のメリット、注意点なども非常に具体的であること、留学を子供の成長の一つの機会としてとらえていることがわかり非常に信頼できました。またメール返信が丁寧で、速いことも安心でした。

留学前は、クライストチャーチの地震による被害があったこと、キックオフNZがロトルアにありクライストチャーチの住所ではなかったことなどが不安でしたが、上野さんに相談したところ、サポートパーソンがクライストチャーチにいらっしゃり、緊急の場合対応が可能だとお答えいただき、安心しました。

留学到着初日に今までなったこともないアレルギーを発症しました。顔がパンパンに腫れて本人も家族もビックリでこれからどうなってしまうかと不安に思いました。

しかし、ホームステイ先の方が真夜中にもかかわらず病院に連れて行ってくれました。アレルギーが起きたものは何だったかについても後日ホストが気にして電話をかけて来てくれました。

また、キックオフNZ の上野さんやサポートパーソンの方も定期的に直接息子やホストファミリーとコンタクトをとり、状況を教えていただいていたので安心することができました。

また、本人が悩んだりしていないか、ホームシックになっていないかといった心配もありましたし、自分から進んでホストや友達と会話したり交流できているかも心配でした。上野さんが息子やホストそれぞれと話し、仲介役もしてくれていたおかげで息子もホストもお互いにかまんせずに生活することができていたのではないかと思います。その点が非常に安心していることができました。

息子が留学で学んだことは、まずは、英語でコミュニケーションをとることを苦に感じなくなった(ようだ)ということが一番です。帰ってからもアメリカのテレビ番組を見たり、NZで現地の同級生や中国からの留学生などとも今もメールのやり取りをしています。まだまだ英語力は十分ではないかとは思いますが、息子が自分から英語で意思疎通を図ろうとすること自体に成長を感じます。

二つ目には、日本以外の国に視野を広げられたのではないかと思います。大して海外旅行経験もないのに、日本が世界で一番暮らしやすいと言っていた息子が、NZでの、教科書やプリント、黒板を使わずPCのみで授業をするやり方に触れ、日本は遅れているといったのが印象的でした。また中国の留学生ともとても気が合った、と話すことも留学前は考えられないことでした。中国の人はこんな人といった勝手な思い込みは払拭されたようです。

留学に行かせて本当に良かったと思っています。本人としても非常に充実した夏休みだったといっていました。

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ホームステイの生活を経て生活スタイルもよくなったのが、親としてもよかったことに挙げられます。

スマホのルールを決めたり、お弁当をホストの友達がそうしているように前の日の夜に自分でお弁当を作ったり、毎日体を動かしたり、土日には必ず出かけたり、だらだらしがちな生活態度がかなり改善できたように思います。思い切っていかせて本当に良かったと思っています。

息子には高校1年の夏に短期で海外留学をさせたいとは思っていましたが、姉の時のように語学学校に入れてしまっては、結局日本人が固まって1か月お遊びになってしまうことから、できれば現地校に入れたいと思い、留学先を探していました。

なじめるかと心配もありましたが、息子は一度もいやな思いをすることはなかったといっていましたし、帰ってくるのが嫌だったといっていました。

キックオフNZ の上野さんやスタッフの皆様、NZのホストや友達に本当に感謝します。

また、すぐにでもNZに留学したいといっていました。その際はまたご相談します。

ありがとうございました。

(R.S 母)