寛貴 k 君

  • 留学期間 2012年1月末から2014年12月まで 3年間
  • 留学先学校 ジョンポールカレッジ Year 11 からYear 13

留学を考え始めた時、母からキックオフNZのサイトをおしえてもらい興味を持ち、問い合わせしました。留学前のカウンセリングでは、いろいろ質問をすることができそれに答えて頂いたことがとてもよかったです。

留学中は、同じロトルアに住む日本人の友達や先輩に会う機会をつくっていただき、情報交換もできたことがよかったです。キックオフNZ の上野さんや先輩からのアドバイスがとても参考になりました。

キックオフNZ をお勧めするポイントは、自分で考えて行動することをアドバイスして頂き、実際に考えて行動することができるようになったところです。

留学先の高校は、留学前にキックオフNZ にアレンジしていただいた学校に見学に行き、現地の先生と話をしたり、いろいろ考え決めました。具体的にはトレーニングルームの充実、カフェテリアの充実、ラグビー部の事、私立の高校であること、ホームステイ先がよい等々聞いて総合的に決めました。

留学したジョンポールカレッジは、先生方が親切でよかったです。また、ホームステイ先もとてもよかったです。勉強に集中できる環境にある学校で、勉強をする人にはお勧めです。

留学生活では、学校生活やラグビー部での練習と合宿、試合が思い出に残っています。ラグビー部の遠征でオーストラリアに行って、NZとはまた違う経験をしました。楽しかったです。

また、留学中、日本と文化の違いを身をもっていろいろ体験しましたし、テスト勉強を思いっきり頑張ったことなど、沢山の思い出があります。ホームステイお父さんとよく自転車で遠乗りをしたり、毎晩夕飯後一緒に食器を洗っていろんな話をしたりしました。また、ホームステイお母さんの肉料理のオリジナルのタレが美味しかったことなど、とても楽しい想い出です。

この3年間の留学で、与えられたことを行うのではなく、自分で考え行動する姿勢を学びました。ラグビー部に入って友達の幅も広がり、放課後も充実した日々を送ることができました。部活は、学校が長い休みになると同じように休みになるので、自分で考えトレーニングをしました。ジムに通ったり、自転車の遠乗りもトレーニングの一つとして楽しみました。また長い休みには自由な時間がたくさんあったので読みたい本を読むことができました。

大変だったのは、中学3年の1月末から留学したので、その時の英語力ではスムーズな会話ができず、コミュニケーションをとるのが家でも学校でも大変でした。自分からできるだけ積極的に話しかけてコミュニケーションをとるようにすることで、徐々に英語力をつけることができました。

今は日本の大学生ですが、毎日英語を勉強しています。英語でのエッセイを書きますが、その基本はニュージーランドで身に付けた英語力です。

ラグビーの試合で何度か脱臼を繰り返し最後は骨折して日本で手術を受けました。6ヶ月間運動制限するように言われ「最高のラグビーができる環境にいるのにラグビーができない。試合に出られない。」そんな悔しさも経験しました。でも腕を動かせない経験を通して、障害者の気持ちが少しだけわかりました。今は肩も治り運動できるので本当によかったです。怪我が完治するまでは、運動ができない分、勉強を頑張ることにしました。

キックオフNZ の皆さん、今は日本でとても忙しい充実した毎日を送っています。高校レベルの漢字が読めないのと、大学のレポートがが大変です。

(寛貴 k)

キックオフNZ を選んだのは、ガーディアンとして同じ町に住んでいるので何かあった時にすぐに動いて頂ける安心感がありました。留学生とのランチパーティ等の写真をメールで送って頂いたのも、有り難かったです。

留学前は、食事はどうだろうか?どんな時にお小遣いをいくらぐらい使うのだろうか? 病気や怪我をした時はどうなるのだろうか?NZで高校3年間勉強する場合、大学入試に対してどのように勉強していけばよいか?ラグビーと勉強は両立できるだろうか? 等、不安な点がありましたが、全てメールでキックオフNZへ質問し、一つづつ答えて頂き、解消していきました。

留学中は、必要な時以外本人とメールやスカイプをしなかったので、キックオフNZからのメールで本人の様子を知ることができ、元気に留学生活をしていると安心しました。ディレクターのブログを毎日読んでNZの生活を想像することができたことも本当によかったです。

この留学を通して息子は、目標を決め、その目標達成のため自分で考え行動することを学んだと思います。末っ子なので自宅ではいつでも家族の誰かが手助けできる環境で、アドバイスを与え過ぎてしまいがちでしたが、留学に行かせてその環境を変えることで成長したと思います。

NZは 本人のやりたいこと(勉強とラグビー)に打ち込める環境だったようで、自分の責任で思う存分やりたいことができたようです。ラグビーで怪我をして運動出来ない時期がありましたが、それも乗り越えることができました。第一志望の大学に入学することができ、何より今充実した学生生活を送ることができているようなので、3年間ニュージーランドの高校に留学して本当によかったと思います。

(寛貴 k 母)