遠藤 豪 君
- 留学期間 2016年2月~2018年12月 3年間
- 留学先学校 ロトルアボーイズハイスクール Year11~Year13
留学を考え始めてキックオフNZ に問い合わせをした時のことは実はあまり覚えていませんが、空港と学校へのシャトルバスの手配、学校へ対しての英語でのメールの手続きなどもサポートしてもらいました。
留学中は、毎回二週間のホリデーの前に上野さんが自宅でランチパーティを開いてくれたので美味しいステーキや日本食をたくさん食べられました。
また毎年、年のはじめに上野さんとその年や数年後のゴールセッティングをして、それがすごく自分のためになりました。ゴールセッティングは、留学を終えた後でも、やってよかったなと感じました。
私がキックオフNZ を他の人に勧めるとすると、やはり現地でのサポート力です。
上野さんが当たり前のように寮に来て、調子やスポーツや勉強のことなどを話に来てくれました。そして上野さんがその内容を自分の親に報告をしてくれました。親も安心だったと思います。
留学先の高校としてロトルアボーイズハイスクールを選んだのは、見学に行ったときの雰囲気がとてもよかったからです。
実際に留学した後感じたことは、留学生活ではあまりしばられなかったことがよかったです。ニュージーランドでは、親や学校などからのプレッシャーがないので、そこが一番よかったです。
だからこそ逆に、自分でしっかり考えて行動しないといけないという自覚を持つことができました。
ロトルアボーイズハイスクールについてですが、まず、歴史のある学校なので、在学中も在学後も、誇りに思うことができる学校です。
英語力向上のサポートも、ESOLの授業が最低限度のカバーをしてくれます。また、ESOLの先生がアジア人の方だったので、ホームカントリーから遠く離れて暮している留学生の気持ちもわかってくれました。授業のペースにも十分ついていけました。
ロトルアボーイズハイスクールでは、学校の留学生のサポートも充実しています。例えば授業が楽しくなかったときや、寮のこと、普段の生活で困った時など、留学生のオフィスに行き、担当の先生に色々なオプションやアイデアを聞くことができます。他にも困ったときにはいつでもサポートしてくれます。
また、ロトルアボーイズハイスクールはマオリの生徒の割合が比較的多い学校で、マオリ文化もたくさん学ぶことができます。生徒たちもとてもフレンドリーで、学校生活も楽しめます。
ロトルアボーイズハイスクールを最も勧めるところは、学校の職員が素晴らしいことです。留学生だからといって留学生向けの扱いをしてくるのではなく、現地の生徒と同じように接してくれます。僕はそこが素晴らしいと思い、一番勧められるポイントです。
留学して初めて寮についた日、英語もわからず友達もいなかったけれど、夜の八時半頃に三人の男の子が部屋に踊って歌いながら入ってきました。相手は何かを伝えようとしていたけれど英語なので僕は何を言ってるかわかりませんでした。僕はひたすら笑っていました。
三年たった今、彼らは僕の親友です。彼らは今、あのときのことを笑いながら話してくれます。とても良い思い出です。
僕は留学の一年目は、スマートフォンとかタブレットなどのデジタルデバイスを持ちませんでした。その代わり、テキストと通話しかできいない安いケータイを持っていました。そのケータイは結局1年間で8回くらいしか使いませんでした。
しかし、デバイスを持っていなかったことで、晩ご飯の後に外で友達と遊んだりトランプをする時間が生まれました。他の留学生がデバイスを使っていた時間を、友達と話す、遊ぶなどの時間にあてることができました。
その時に出会った友達が、まだ英語もわからない僕を家へ招待してくれて、ハンティングに連れて行ってくれました。それがすごくいい経験になりました。夜トラックの荷台に乗って鹿をライトで探しに行ったり、鹿をさばいたり、日本ではなかなかできない経験をすることができました。
もし僕が留学1年目からデジタルデバイスを持っていたら、この経験はできなかったと思います。
留学で一番学んだこと、得ることができたこと、自分が変化したこと、それは、「考え方」です、
日本にいたときにの当たり前のような習慣が、NZに来て、なんであんなことまでやって、そしてやらされていたのだろう、とよく思います。
おそらく価値観がかなり変わったのだと思います。
例えば日本ではルールに従わなかったら叱られますが、NZではルールはルールでも人を傷つけなければ叱られません。逆にルールはあまりなく、自分で考えて行動することがNZではたくさん求められた気がします。
やはり留学では、価値観が変わり、視野が広がった気がします。
また、人をリスペクトすることを大きく学びました。それまで知らなかったあたりまえのことを、気付かされることがたくさんありました。
留学生活では、挫折はしてませんし、悲しかったことも思い出せません。楽しい思い出の方が印象深いです。
そしてキックオフNZ の上野さん夫妻には感謝でいっぱいです。
学校でたくさんの友だちができ、いまNZの大学で勉強できているのも上野さんたちのおかげです。高校在学中はあまりわからなかったですが卒業後にどれだけ親が上野さんのメールを楽しみに待っているかなどがわかりました。
これからもよろしくおねがいします。
3年間本当にお世話になりました!
(遠藤 豪)
留学を決める前はエージェントを依頼する予定がありませんでしたが、留学先の高校との信頼関係が強い事、また、親の目線と子どもの目線両方でやり取りして頂いたことから、キックオフNZを選びました。
最初は、自分たちで学校へメールをして、学校関係者と会う日を設定しました(学校へ英語がほとんど話せないとメールの文面に添え)。そして、子どもと学校見学に行ったときに、見学した高校が通訳として紹介して頂いたのがキックオフNZでした。
その後のいろいろと連絡する中で、学校と私たちの間に入って、親の目線、子どもの目線でやり取りして頂き、助かりました。
また、キックオフNZ は、それまでも学校の多くの日本人留学生をサポートされていたことから、学校との信頼関係が、高いと感じました。そして、入学前の手続き、準備等々、わからないことばかりだったので、キックオフNZへ依頼しました。
選んでよかった点は、子どもと親の距離感をうまく保って頂いたこと。子どもの自立を促すため、子どもに常に寄り添う、頼られ過ぎず、親に常に寄り添うでもなく、ほどよい距離感だったことです。
留学前は、英語ができるのか、日本と同じようにコミュニケーションが取れて、友達ができるのか、入学前の手続きの記載や生活環境等々不安でしたが、キックオフNZ が事細かにメールして頂いたので、とても安心しました。
また留学を始めた当初、学校に慣れるまで、経過や子どもがどんなことをしていたか、写真を送ってもらい、留学の様子がよくわかりました。
留学中は、何か事件や事故に巻き込まれないか、風邪をこじらせて悪化しないかなど、心配はつきませんでした。ただ、子ども本人から連絡がない限り、こちらからは連絡は取りませんでした。なぜなら、話を聞けば逆に不安になることも多いと思ったからです。
うちは、子どもと話し合った上で、最初の1年は、携帯電話を持たないことにしましたので、直接簡単に連絡が取れませんでした。
でも何かあれば、上野さんを通して子どもに連絡してもらいました。その都度迅速で誠意ある対応、連絡を頂いたので、不安は解消されました。
3年間の留学では、日本では絶対に得られない経験をさせてもらいました。
ロトルアボーイズハイスクールでの留学中は、少しでも何か良かったら褒めてもらえたことがとてもよかったです。その上、海外のたくさんの友人ができたこと、視野が拡がったことも留学してよかったと思います。
そして、3年間の留学後は、英語が話せるようになりましたし、留学中にはたくさんの人たちに認められました。ほんとうに留学に行かせてよかったと思っています。
キックオフNZ のみなさま、色々とありがとうございました。子どもの自立を促して頂くよう、親と子どもの程良い距離感を保ち、御対応頂き、本当にありがとうございました。
うちは、1年に1回は親と子どもの間に大きなトラブルや出来事がありました。その都度、早い対応とアドバイスを頂き、感謝申し上げます。
子どもは、認められることの喜びと、充実感、そして、日本では得られない経験値を得られたものと思います。
ニュージーランド、ロトルアを選んで親としても良かったなと思いました。
また、毎年実施されておられます、ゴールセッテイングは、子どもにとって、何かぼんやりする将来やこれからのことに目をむけ、自立するためのツールとしてぜひ、今後も継続してやっていってほしいと思います。
(遠藤 豪 父 政男)
結局、最後は留学することを選んだ子供自身が自分の力で、多くの事を乗り越えなくてはいけないと思います。
楽しい経験や日本では味わえない経験ができた半面、苦労もあったと思います。
勝手にマイナスなことを考えて心配して母は悲しくなりますが、それを乗り越えるのも親の役割だと思います。
親ができることは、「子どもを信じてあげること」だと思います。
上野さんの「ちゃんとやってます、頑張っていますよ」の言葉に私たちはたくさん、たくさん救われました、そしてその言葉で沢山のことを乗り越えたと思います。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
(遠藤 豪 母 るみ)