金武 聖 君

  • 留学期間 2013年7月~8月 1ヶ月間
  • 留学先学校 ロトルアボーイズハイスクール Year 11

留学前のカウンセリングは、親が手続きをしてくれたので詳しくはわかりませんが、 多くの質問に対して、明確に答えてくださいました(平日の放課後の過ごし方、休日の試合後の過ごし方、ホームステイ先のインターネット環境、通学方法、英語授業の宿題、日本との連絡方法、両替、パスポートの保管など)。やはり留学する前にはたくさん不安があったのでよく知ることができてよかったです。

留学中は、キックオフNZ の上野さんがほぼ毎日練習を見に来てくださり、いつも声をかけてもらっていたので、ホームシックにかかることなく、1ヶ月過ごせました。また、キックオフNZで他校に留学した日本人学生と、パーティという形で交流できて友好の輪を広げられたのもよかったです。

ロトルアボーイズハイスクールを選んだのは、施設が充実していることやスポーツ(特にラグビー)に力を入れていることから、自分の技術を向上させられるのではないかと思ったからです。ロトルアボーイズハイスクールで留学をして、ラグビーアカデミーの授業を毎日受けられ、 日本とは全く違う練習方法でラグビーをより深く考えられるようになったことがよかったです。

ロトルアボーイズハイスクールは、施設が充実しているため、自分のやりたいことをやれる所。また学校の生徒のみなさんはとてもフレンドリーで仲良くなれる所がお勧めです。

留学中ホームステイでは、最初の日に天然温泉に連れていってもらったり、 タウランガに日帰り旅行に連れて行ってもらったりしました。

今回の留学で、ニュージーランドの人たちは純粋にラグビーを楽しんでいて、それに加えて考えてプレーしているということがわかりました。

留学中、悲しかったことや挫折を感じたことは、全くありませんでした。

(金武 聖)

高校1年生生になったら短期ラグビー留学をさせようとインターネットで情報収集してキックオフNZを知りました。

ラグビー留学の動機は、息子が中学1年生の時、地元の学習塾からNZに2週間語学留学した際にホームステイ先の子どもと一緒にラグビーの練習をして、楽しかった経験があったからです。

キックオフNZ は、留学カウンセリングのときに、エージェントとして多くの情報を伝えて下さるだけでなく、こちらの疑問に対して、過去の留学生の体験、あるいはご自身の経験をふまえた上野さんのお考えもあわせて教えて下さったのは参考になりました。また、留学中も、授業の様子を映像や画像で送っていただき、本人の姿を見てきちんと食事がとれていると安心しました。

留学前は、息子が通っている高校が進学校なので、夏休みの宿題や帰国直後のテスト対策をホームステイ先で勉強できる環境が整っているかどうかが心配でした。ラグビーに関しては、ブログなどで事前にYouTube や画像を見ていたので、心配はありませんでした。

留学中困ったことと言えば、保護者のPCが一時使用できなくなり、直接本人に確認する手段がなかったので非常に困りました。

息子がニュージーランド留学で学んだことは、NZの人びとが本当にラグビーを好きなこと、コーチの目を過剰に気にしないで同じ年代の選手が自分で判断してプレーしていることです。また、ラグビーのプレー自体はどのレベルでもシンプルなことや、生活が質素で物質面でのこだわりがないことも学んだと思います。

今回、留学に行かせてとてもよかったと思います。NZの人びとはもちろん、一緒に練習した短期・長期の日本人学生にも恵まれ、NZ生活に最初からなじめて外国で生き抜く自信を持てたことが特によかったです。また、ラグビー、大学受験とも、自分なりの価値観、比較する基準ができたようです。

今後は、キックオフNZ を通して、ラグビー強豪校出身者ばかりでなく、部活動で人数が足りなくで合同チームで出場している高校生や進学校に在学する高校生にも、NZラグビー体験の魅力、ひいてはラグビー短期留学の魅力が伝わるようにできるといいですね。たとえば、将来、スーパーラグビーや日本のトップリーグでプレーするつもりは全くなくても、審判や高校教員、コーチとして将来ラグビーに関わりたいという高校生にも、ラグビー短期留学は魅力だと思います。大学からの留学ではどうしても語学留学やワーキングホリデー、専門的な勉強に限定されてしまいます。高校生だから得られる要素が何かあるはずです。

また、キックオフNZ のラグビー高校留学はとても魅力的ですので、高校生活をNZで過ごすラグビー長期留学を、日本に積極的に提案されるといいと思います。日本のラグビー強豪高校もいいですが、過剰な長時間練習や先輩後輩の理不尽すぎる関係、遠征・合宿費用などの高額負担、50-100人近い部員数で1チームしか活動しないことなどを考慮すれば、人間形成や金銭面でもNZラグビー留学は選択の余地があると思います。私の息子の場合はラグビー以外の進路を選択したので短期留学となりましたが、本人次第で長期留学も検討していました。

(金武聖 父)