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仕事上Email は大切なツールだ。私の場合、毎日パソコンを使ってメールで入力する文字数を考えれば、日本語のほうが多いと思うが、平均すれば日本語のメールと英語のメールの送受信数は半々くらいだろうか。だから、日本語のメールを送った後にすぐ英語でメールを書くなどということも多い。

そんな時いつも感じるのは、パソコンのキーボードで入力をする場合は、英語を入力するほうが圧倒的に楽で速い、ということだ。なぜなら日本語は必ず漢字変換をしなければならないからだ。

こうやってブログを書いているときにでも、「nihongo」と入力してスペースキーをたたいて、「日本語」という漢字に変換して、そして決定する、それだけの作業が必要だ。でも英語であれば、Japanese と入力すればそれでいい。変換が不要な英語の入力では、極端に言えば、タイピングに自信がある人なら画面をまったく見なくても、何千字でも入力ができる。でも、日本語の場合は、漢字変換が正しいかどうかを必ず画面でチェックしなければならない。

ニュージーランドの友人と一緒にパソコンを使っていたときに、「アルファベットばかりのキーボードで、どうやって日本語を入力するんだ?」と何人かに聞かれたことがある。「例えば、sushi とそのまま入力して変換キーを押せば、漢字やひらがなやカタカナで寿司、すし、スシと入力することができるんだ。」と説明はしたのだが、英語しか使わない人たちには、何のことだかわかっていない様子だった。「アルファベットで入力して変換?じゃあ、まったくの日本語の場合はどうするんだ?」と聞かれたので、「例えば、like のことを好きと言うんだけれど、suki とアルファベットで入力して変換キーを押せば、好き、と漢字とひらがなで入力できるんだ。」と説明したのだが、ここまで来れば、アルファベットで入力をしている人たちにはもう全く理解できない。

入力が面倒な分、音声で文字を完璧に入力できれば便利だろう、と感じている人は、英語を使う人よりも日本語を使う人に多いと思う。そのあたりが問題ではあるけれど、必要は発明の母というくらいなので、完璧な音声文字入力システムが日本から出てくる可能性もあるのかもしれない。