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もうスマホは生活には欠かせないものになった。

大人だけではなく、おそらく高校生くらいの年齢なら、スマホがないと生活できないと言ってもいいくらいのツールになった。

でも、スマホの中の世界はどこで見ていても同じだ。

大阪にいても、北海道にいても、ロトルアにいても、クライストチャーチにいても、ロンドンでも、ニューヨークでも、都会にいても、大自然の中にいても、覗いているスマホの画面の中は変わらない。

インスタでフォローしている人達は同じだし、ツイッターもフェイスブックも同じだ。検索する文字列は場所に限らず変わらないし、見ているYouTube も、やりとりしているLINEの友達も、日本でも海外でも、どこでも同じだ。

それはもしかするといいことなのかもしれない。どこにいても、ほしい情報が手に入り連絡を取りたい人とつながれる。

でも一方で、日本にいる時とニュージーランドにいる時では、スマホからふと目を上げたときに見えるものは、全く違う。

もし人間が、目にしているものから多くの影響を受けるのであれば、スマホの画面を覗いている限り、都会にいても大自然の中にいても、その影響は変わらない。でも、ふと目を上げて自分がいる環境を見つめてみると、スマホの世界とは、違うことを感じたり、違うことを考えたり、その結果、違う行動をしたりするだろう。

成田を出発した時とオークランド空港に着いたときの、スマホの画面の中は同じだ。でも、周りを見渡してみると、全く違うものが目に入ってくるし、耳に聞こえてくる。

9000キロを旅して、何か違ったことを見たり聞いたり、そして感じたり考えたりしたいのであれば、スマホは一旦ポケットにしまって、その目で、その耳で、その肌で、周囲にあるものを敏感に感じ取ってみるのもいいのではないだろうか。