中学高校生のスマホの使い方をどうするか

もう、スマホは生活になくてはならないものになった。

少し前までは、スマホは必要か、などという議論があったけれど、今は、スマホを毎日使い続けることは前提で、どう使うのか、という話になっている。

それは、中学高校生も同じだ。いくつになったらスマホを持たすのかという部分はそれぞれのご家庭で違うと思うけれど、それが必要な年齢も下がってきているように思う。

実際にたとえば、ニュージーランドでは、新型コロナウイルス感染対策として、どこに行ってもスマホでQRコードを読み取るようになっている。もちろんスマホを持ってない人のために、手書きで名前と連絡先を書く用紙も用意されているけれど、それはあくまでもスマホの予備として置いてあるだけだ。

また、留学生と連絡をとるときにも、スマホを持っていることを前提とした連絡方法を使う。安全のために携帯電話を必ず持ってほしいという学校やステイ先もあるけれど、携帯電話といえばもうスマホのことだ。

日本でも同じような状況だと思う。中学生くらいの年齢になったら、スマホを持っていることを前提として、持っていない人に対して特別な対処をする、という考え方になってきているのではないだろうか。

だったら、中学生くらいになったら、もうスマホを持たせて、それをどう使うのかを教えていくほうがいいのではないか、と思う。

確かに、スマホを持ってすぐは、使い方もわからず、いつもいつもずーっと使っている人も多い。一部のアプリは、ずーっと使ってもらってそこで広告をたくさん見てもらうことで利益をだす、という作りになっているから、どうしてもそれに動かされてしまう。

でも、そんなことを経験して、「これではだめかも」とか「なぜスマホをずっと使ってしまうのだろう」と感じたり考えたりすることも一つの経験だろう。

そう考えると、スマホの使い方も含めて、セルフマネージメントの力を高校生くらいまでにつけていくことが大切だと思う。

セルフマネージメントは、自分自身を制御統制する以外にも、計画を立てるとか、調整するとか、予想するとか、説明するとか、責任を取るとか、率先するとか、準備するとか、時間をうまく使うとか、もちろん管理するとか、そんな全てのことを含んでいる。

皮肉なことに、セルフマネージメントをするためにスマホのアプリを使うこともあるだろう。

でも大切なのは、どう使うか、何のために使うかなのだから、それでセルフマネージメントがきちんとできるようになればいいと思う。

もし中学高校生が、ずっとスマホを使い続けているのなら、強制的に大人が取り上げる、という方法以外にも、スマホも含めて、セルフマネージメントをどう身につけていくのか、という視点で、話をしてみてもいいのではないだろか。

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