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留学でも仕事でも何でもそうだけれど、自分が何かをやろうとするとき、あるいは、自分が何かをやらないと決めるとき、理由がある。

例えば、高校留学のスクールホリデー期間中に語学学校に行って英語を勉強するのは、文法の力が弱いからそれを伸ばすためとか、今朝のスポーツのトレーニングをやらないのは、急に寒くなったから、とかだ。

多くの場合、自分で考えた理由に全く疑問を挟まずに行動している。もっと言えば、そこに理由があることさえ気付いていないこともある。

けれど、ほんとうに「その理由」でその行動をしてるのだろうか、とたまにはよく考えてみてもいいかもしれない。例えば、スクールホリデー期間中に語学学校に行くのは、もちろん文法の力が弱いのでそれを伸ばすという理由もあるけれど、ほんとうは、新しい友達を作りたいと思っているし、2週間ホームステイにいるのがあまり面白くないとも思っているからだったり、今朝トレーニングをやらないのは、もちろん寒いからという理由もあるけれど、ほんとうはトレーニング自体に興味が持てなくなってきたからだったり、友達も今朝はやらないと言っていたからだったりもする。

そして、よく考えた理由のほうが、実はほんとうの理由である場合も多い。

何かをやろうとするほんとうの理由があって、その理由についてじっくりと考えてみたら、実は自分でも気付いていなかった理由で何かをやろうとしたり、止めようとしていたことがわかる。だから、文法の力はそんなに弱くないことがわかってもまた次のスクールホリデーには語学学校に行くし、暖かくなってもトレーニングは止めるのだ。

そして、語学学校に行くのは、ほんとうは友達がほしかったり、ステイ先が面白くなかったりするのが理由だと自分で気付くと、また次の判断と行動も変わってくる。トレーニングをしないのは、トレーニング自体あまりしたくないし友達もしないからだと自分で気付くと、次の行動がまた変わる。

やる理由やらない理由があって、表面上の理由以外に、よく考えてみるとほんとうの理由が別にあることがわかる。今何かをやろうと思っていたり、何かを止めようと思っているのなら、そのほんとうの理由をよく考えてみるのがいいと思う。