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ニュージーランドでは、子どもは国の宝だ、という考えが広く浸透しているように思う。それは、国は国民が作り、その国民を育てることが国にとって非常に重要なことだ、という考えがベースになっている。

だから、ニュージーランドの子どもはいろんな意味で守られている。子どもを守るのは、親は当然のこと、周囲の大人、そして社会全体で子どもを守ろうとしている。14歳未満の子どもが一人で家にいることが法律で禁止されていたり、基本的な出産費用や5歳以下の子どもの医療費が無料だったりすることも、その一端だろう。

では、守られるべき子どもというのは、何歳までをいうのだろうか。14歳未満の子どもが一人でいてはいけない、という法律があるくらいだから、13歳までは子どもという定義があるのかもしれない。ニュージーランドでは、13歳になれば5年制のSecondary School、日本で言う高校に入学できるので、その辺りからはもう「子ども」ではないのだろう。ただ、高校生はまだ完全な大人ではない。ニュージーランドでは選挙権が与えられるのは18歳からだ。つまり、18歳になれば一人前=大人として扱われることは間違いない。

それを考えると、18歳になるまでは、親や大人たち、そして社会から子どもとして守られてもいいのかもしれない。逆に言えば、18歳になって大人として社会に出て行くまでに、一人前の大人になっておかなければならない、ということだ。18歳になってから、親や大人や社会にずっと守られて生活をするべきではない、とも言える。

だから、大人として扱われる18歳になる直前の高校生の時に、子どもから大人にしっかりとなっておかなければいけない。13歳や14歳で高校に入学した時には、まだまだ親や大人や社会に守られている子どもたちが、5年後には大人になって、今度は自分より歳下の子どもたちを守っていく立場に立たなければならない。

そう考えると、高校生活の5年間、特に最後の3年間は、人生にとってとても大切な期間だ。それは、大人になる直前の3年間で、言い換えれば、その3年間で、守られる立場から守る立場にまで成長しなければならない。

以前からこのブログでも書いているけれど、日本から留学に来ている高校生たちにも、その3年間で「自分で考えて、判断して、行動する」ということができるまでに成長してほしいと思っている。ニュージーランドの教育システム、ニュージーランドの社会、ニュージーランドの大人たちの中で、いろんな経験をして、いろんなことを考えることで、子どもから大人になることができるだろうと思う。