プライズギビング

ニュージーランドの高校では、この時期、Year 11からYear 13のシニアの学年のプライズギビングが行われる。

プライズギビングは、学業だけではなく、スポーツや課外活動でその年に活躍したり、優秀な結果を残した生徒を表彰する式典だ。生徒数の多い学校では、スポーツと課外活動、学業を別に分けて行うこともある。

またプライズギビングでは、その年のハウス対抗の結果が発表されたり、次年度のPrefects が発表されたりもする。プライズを受ける生徒達の保護者も多数出席する。

そして弊社の留学生たちも、今年も何人かがプライズをもらった。以前にこのブログでも紹介した、ダンスでナショナルチャンピオンになった二人、ラグビーの一軍で活躍しChiefs U18にも選ばれたラグビー高校留学生、そして、学業で優秀な成績を残した留学2年目でYear 11の留学生などだ。

このように書くと、「留学生の中にも優秀な人がいるんだなぁ」とみなさん感じるだろう。けれど、プライズギビングは、現地生徒も留学生も同じ土俵で評価されることを考えると、留学1年目や2年目でこの式典に参加することは、想像以上にすごいことかがわかると思う。

たとえば、現地生徒でYear 11で成績優秀者としてプライズをもらう人たちは、小学生の頃から勉強ができ、そのまま中学校でも特別クラスに入って、Year 9やYear 10でも優秀な成績を残している人が多い。周囲の友達も保護者も、「この子は今年もプライズをもらうだろう」と期待している現地生徒たちだ。

でも、留学生は、Year 9やYear 10あるいはYear 11から、英語もほとんどわからず、生活にも慣れておらず、友達もいない状態から学校生活をスタートさせる。100m走で言えば、現地生徒より50mくらい後ろからスタートするようなものだ。それが、100m走りきる学年末には、多くの現地生徒よりも早くゴールする。

留学生たちがその150mの間にどれほど頑張ったか、想像ができるし、表彰されるに値する活動をしたこともわかる。

今年プライズギビングで表彰されたみなさん、おめでとうございます。それは、みなさんの毎日の留学生活の結果です。特に今年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でロックダウンがあったり、課外活動が例年のようにできなかったりした中で、気持ちを切らず、モチベーションを継続して、こつこつと、ほんとうによく頑張ったと思います。心からおめでとうと言いたいです。

そして、これからの活躍も期待して応援しています!

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