９月９日からニュージーランドで開催されているラグビーのワールドカップも、全４８試合のうち、決勝戦と３位決定戦の２試合を残すばかりとなった。

昨日と一昨日の準決勝を勝ち進んだのは、フランスとニュージーランド。この２チームで１０月２３日に決勝戦が行われる。昨日のニュージーランド対オーストラリアの準決勝は、オークランドにあるイーデンパークというスタジアムで行われたが、６万人以上の観客がつめかけ、チケットは完売。地元ニュージーランドの代表チーム、オールブラックスを応援するファンが７割くらい、後は黄色のユニフォームを着てオーストラリアを応援するファン達だった。

オールブラックスは、ワールドカップでは第一回大会に優勝してからずっと優勝を逃しているので、ニュージーランドのファン達の盛り上がりはすごいものがある。昨日の日曜日の昼は、娘のバイクのイベントに家族で参加したのだが、そこでも、「今日の試合はどっちが勝つと思う？」とイベントの司会者が子ども達に問いかけて、全員「オールブラックス！」と答えていた。バイクのイベントでラグビーは全く関係ないのだが、オールブラックスの試合はスポーツニュースの枠を超えて、ニュージーランドの人達の重大な関心事となっている。さすが、ラグビー王国と呼ばれるだけのことはある。

ニュージーランドとフランスの決勝戦は、１０月２３日日曜日、午後９時キックオフだ。