その判断が大切

先日、「後悔しないようにするために」で、後悔は行動からではなく判断からくると自分で書いてから、行動と判断について少し考えていた。

後悔する時、過去の行動ではなく、そのような行動をすると決めた自分の判断を悔やむのであれば、やはり行動の前の自分の判断が決定的に将来を決める、ということになる。

例えば、留学に行く行かないの判断、どの会社に就職するのかの判断、お金を何に使うかの判断、自分の時間をどのように過ごすのかの判断、誰とつきあうかの判断、など、一つ一つの判断がその人の将来を決める。

そしてそれらの判断はその人自身の将来を決めるだけではなく、周囲の人からの評価も決めるだろう。

留学に行かなければ、「あの人は留学に行かなかった」と周囲の人は評価する。就職先も、お金や時間の使い方も、つきあう人も、その人の判断を見て、周囲の人たちは「あの人はそういう判断をする人なのだ」という評価を下す。

いいとか悪いとかではなくて、事実そういうものだと思うし、また、他人の評価を自分の判断の基準にせよ、と言っているのでもない。行動を起こす前に自分で下した判断は、自分の将来を決めるだけではなく、他人からの評価も決定してしまう、という事実があるだけだ。将来の自分も一種の他人だと考えると、今の自分の判断は、自分も含めた将来の人たちからの評価の対象になる、ということだ。

今日、小さくても何かを判断しようとしているのなら、「それがもたらす結果に対する評価」という視点も考えた上で判断を下すと、また違った判断が生まれ、違った行動につながるのかもしれない。

キックオフNZのSNS