あっという間だ

先日、「高校留学は2年目で大きく成長する」で、留学2年目がとても大切な1年間だと書いた。

そして、高校留学生自身の言葉を借りると、高校留学2年目はものすごく早く時間が過ぎていく、と言う。

4月頃に高校留学2年目のYear10の学生と話をしていたら、「今年は時間がたつのがすごく早い。まだ4日しか経っていないように感じる」と言っていた。その時点で2年目の留学は2ヶ月が過ぎていた。また別の留学生は、1年目、特に最初の3ヶ月間はものすごくゆっくりと時間が動いていたけれど、2年目はあっという間でした、と話していた。

留学1年目は、1ヶ月後、1週間後、そして明日、何が起こるのか全くわからない状態で毎日生活をしている。でも、2年目になると、来月どんなことがあって、来週こんなことがある、というのは何となくわかるし、それがどんなものなのかも、経験しているだけ理解している。おそらくこの、次のことが見える、というのが、時間が早く過ぎるように感じるのだろうと思う。

でも、2年目はとても大切な一年間だ。だから、あっという間に過ぎていく時間との戦いだとも言える。言い換えると、もう留学にも慣れているので気楽に過ごせばいい、というものでは決してない。あっという間に過ぎていくだけに、一日、一時間、その瞬間を大切に、人との関わり、自分のやるべきこと、などをきちんとそして丁寧にやっていかなければならない。そうすることで、2年目の留学だけではなく、3年目以降の留学、つまり、高校留学全体がとても濃い、有意義なものになると思う。

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