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歳を取ると、「あのときこうしていれば、今頃・・・」などと、「後悔」することも増えてくる。

その後悔の感情をよくよく考えてみると、そのときに取った「行動」に対して後悔しているというよりも、その行動にいたる「判断」について後悔しているように思う。なぜあのときそんな行動をしたのだろう、と考えると、なぜそんな行動をしようと思ったのだろう、というところに行き着く。

判断をするときには、情報を集めて慎重に時間をかけて論理的に考えてから判断することもあるけれど、直感的に「こうしよう」と判断することもある。どんなふうに判断をしたとしても、時間がたってから後悔することもある。

そう考えると、将来後悔しないようにするためには、今の「行動」ではなく「判断」を慎重に行う必要がある。言い換えれば、判断をきちんとしていれば、将来「後悔」することが少なくなる。つまり、今何をどう考えて判断しようとしているのか、そこがもっとも大切だ。

言うのは簡単だけれど、「正しい判断」をすることはなかなか難しい。そもそも何が正しいのかなど、判断する時点では容易にはわからない。でも、できるだけ自分で納得して、将来後悔しないような判断をする、そんな力を身につけたいと思う。