明日の自分よりも今日の他人

先日このブログ「今日は昨日と違う自分」で、「今日の自分は昨日と違う新しい自分だと考えることで、昨日できなかったことにチャレンジしたり、今日やるべきことを今日中にやったりすることができるかもしれない」と書いた。

全てのものが常に変化しているのなら、昨日の自分と今日の自分は違う自分だから、昨日落ち込んでいたって今日は元気でいられるかもしれない。今日の自分と明日の自分が違う自分であるなら、今日決断すべきことは今日の自分がやってしまって、明日の自分に対して責任を持つと考えることもできる。

つまり、昨日や明日の自分は、今日の自分とは他人のようなものだ。

もしそう考えるのなら、今日の自分と、過去や未来の自分との距離はかなり遠い。ほとんどつながっていないとも言える。

逆に言えば、今日という枠の中で生きている、自分以外の人達とのつながりのほうが、空間を介して強くつながっているようにも思える。

そうであるならば、今日考えるべき対象は、昨日の自分のことでも明日の自分のことでもなく、今日この時間を一緒に生きている他の人達のことだろう。過去に起こった自分の出来事に拘泥するのではなく、将来の自分のことを心配するのでもなく、目の前にいる他の人々に目を向けるべきなのだ。

キックオフNZのSNS