Win-Win だけではなく
Win-Win を目指す、という人がいる。
自分も相手もWin の状態に持っていく。それはそれでいいに違いない。私もWin-Win を優先的に考えて仕事をしていた時期もある。
でも最近、Win-Win という言葉に違和感を感じることが増えてきた。
Win-Win と言ってしまうと、どうしても向こう側にLose が立ち上がってくる。うまくいかなかった場合、結果的に誰かがLoserになってしまうし、常にWin かLose かを最優先の基準にして判断し、行動してしまう。
また、自分も含めて万一Loser が出た後どうするのか、という問題も出てくる。あいつはLoser だ、と切り捨てて終わりにするのか、その後何か手当をするのか。それが自分だった場合、切り捨てられてもいいのか、手当が必要なのか。
そしてそもそも、Winner は「善」、Loser は「悪」という基本的な考え方から出発しているのも、何か少し違うように思う。ほんとうにそうなのか。
Win-Win を目指すのもいい。結果的にいつもそうなればとてもいい。
でもそれに加えて、たとえば「みんなが幸せになる」という基準も使ってみてもいいと思う。
「Win」 ではなく「幸せ」。結果を重視するのではなく、それぞれの人の気持ちに寄り添う基準。
Win というゴールを目指すだけではなく、過程も含めてすべての人の幸せを考える。
どうすればみんながWinner になるのか、ではなく、どうすればみんなが幸せを感じるのか。
そんな基準でいろんなことを判断して、それを行動につなげていくと、Win-Win を目指していたときと少し違うものが見えてくるように思う。
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