バディーデー

日本の小中高校生は、放課後は塾に行ったり、習いごとをしたり、部活があったりして、とても忙しいと聞く。中には夜10時頃まで習い事がある人もいる。

ニュージーランドでは、さすがに夜10時までは習い事はないけれど、でも、意外と小学生でも毎日放課後習い事をしている。3時に学校が終わってから2つ習い事をはしごしている児童も珍しくはない。

習い事と言っても学習塾のようなものはほとんどなく、小学生ならスポーツや音楽、芸術などが中心だ。そして面白いのは、どの習い事にも一学期に一回ほど「バディーデー」という日があって、習い事をしている人が友達を連れてきてもいい。

習いごとをしている本人は、連れてきた仲のいい友達よりも自分のほうがよくできるので気分がいいし、一緒に来た友達は無料で体験入学ができる。また、受け入れるほうも新規学生を獲得できるチャンスだ。

日本でも、スポーツ関係のチームなどでは実施しているところもあるのかもしれない。でも、多くの習い事で定期的にバディーデーの習慣が一般化すれば、新しく何か習い事を探している人も友達と一緒に気軽に体験ができるし、受け入れ側も余分な広告費を使わずに定期的に新規学生を獲得できる。

もしバディーデーを試してなくて、新しい学生を獲得したいスポーツチームや塾などがあれば、一度試しにやってみるのもいいと思う。

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