言葉でのコミュニケーションは難しい

言葉でのコミュニケーションは難しいと、最近特に感じる。

例えば、「AとBと二つの方法があるけれど、どうする?」と誰かに聞かれたとき、2つの選択肢から選ぶことができるんだ、とうれしく思う人もいるかもしれないし、自分で考えて選ばなければならないのかと、突き放されたように感じる人もいるかもしれない。またある人は、面倒くさいことをいう奴だ、と思うかもしれないし、もっと他の選択肢もたくさんあるのに隠しているのだろう、と疑う人もいるかもしれない。

言葉は、それを発した人が想像もしないような受け取られ方をすることがある。

そんなことがおこるのは、SNSなどでの書き言葉でも面と向かって話す言葉でもそうだけれど、言葉を発する人が一つの言葉に何かの意味を乗せて相手に伝えようとし、その言葉を受け取った人がまた自分の考えで、その言葉の上に自分の意味を乗せて理解するからだろう。

言葉でのコミュニケーションができるだけうまくいくためには、発する人ができるだけ言葉を選ぶことも大切だけれど、受け取る人が、相手がその言葉に乗せてきた意味を理解しようとすることも大切だ。

相手がその言葉に乗せてきた意味を理解するためには、その言葉に乗せられているであろう意味を想像するだけではなく その意味を乗せてきた相手のことを知ろうとすることも必要だと思う。

例えば、その人の立場、考えていること、置かれている状況やいつもやっていること、興味のあること、性別、年齢、立場、自分との関係などをしっかりと考えて、その言葉の上に乗せられている意味を想像しようとする。簡単に言えば文脈を読むということなのかもしれないけれど、文脈を読むためには、言葉を発した相手のことも知る必要があるだろう。

そして相手のことを知るためには、相手をリスペクトして受け入れる、という態度がまず求められると思う。

特に、年齢や、普段生活している場所が違う人とのコミュニケーション、もっと言えば、国や文化が違う人達とのコミュニケーションにおいては、人は一人一人違うから、コミュニケーションしている相手と自分も違うことを前提として、相手を受け入れて理解しようとするという態度で臨むことが大切だろう。

ここまで書いてきて感じたのは、コミュニケーションが難しいということを書いているにもかかわらず、ものすごくわかりにくい文章になっているということだ。

だから言葉でのコミュニケーションは難しい。

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