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十代で初めてコンタクトレンズをした時、「他の人は裸眼でこんなふうに世界を見ているんだ」と驚いた。

今まで自分が見ていた世界と他の人が見ていた世界は大きく異なる、というその経験は、その後の私の考え方に大きな影響を与えたと思う。

今まで自分が見ていた世界と他の人が見ていた世界が違うのであれば、世界中のひとり一人が見ていた世界も、それぞれ違うだろう。

例えば、視力2.0のA君が見ている世界と、視力0.1のBさんが裸眼で見ている世界は、それぞれ違う。

身長190センチの人と120センチの子どもが一緒に歩いている時、それぞれが見ている世界は違うし、一人の人が同じところを走っている時と歩いている時に見ている世界も、それぞれ違う。

そう考えると、「ある一つの正しい世界」が存在するのではなく、それぞれの人が見ている世界がそれぞれの人の数だけある、と考えるほうが納得がいく。それは、ほんとうの世界など存在せず、あるのはただひとり一人が見ているひとり一人の中にある世界だけだとも言える。言い換えると、我々の外に世界はなくて、ひとり一人の内にだけ世界はあるとも言えるかもしれない。

そこから先をうんうんうなって考えるのは哲学や仏教などに任せるとしても、ひとり一人が見ている世界が異なるのなら、ひとり一人が感じる世界も異なるだろうし、ひとり一人が世界から受ける影響も異なるだろう。もっと言えば、ひとり一人の世界に対するアプローチの仕方も異なるだろうし、人間ひとり一人も全く異なる存在と言えるだろう。

もし、ひとり一人が見ている世界が、ひとり一人それぞれ異なっていて、一つのほんとうの世界が我々の外のあるのではなく、ひとり一人の内側にそれぞれの世界があるのなら、ひとり一人が全く異なる存在であることは当たり前のことだし、自分が他人と大きく違っていても、何の不思議もない。

そしてもし、世界に対してみんな同じアプローチをしなさいとか、世界から同じような影響を受けなさい、という人がいれば、それは「ある一つの正しい世界」の存在を前提としている。そしてそれは、「それぞれの人が見ている世界は全く異なる」とか、「ひとり一人の同じ数だけ世界も存在する」という理解を無視しているように思う。

若い人達、特に十代の人達は、他の人が見ている世界は自分が見ている世界と異なっていて、だからこそ、自分が見ている世界に自分はどうアプローチして、その世界からどんな影響を受けるのか、ということに、たまには意識を集中してみるのもいいと思う。

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