ネガティブな言葉はインパクトはあるけれど
少し前の日本のニュースを見ていたら、ブログでかなり強いネガティブな言葉を使って炎上し、それを書いた人が仕事の一部を失った、ということが話題になっていた。
ブログを書く時に、タイトルや内容に強めの言葉、特にネガティブな言葉を入れると、クリックが増える、というのは理解はできる。適度にそんな手法を使ってたくさんの読者を獲得しているブロガーもいるだろう。
でも、言葉の強度を強めることで、それを見たり聞いたりした人にインパクトを与えるという手法を使い続けると、おそらくどんどんエスカレートしていくことも、予想できる。
私は、ブログでもそうだけれど、普段でもできるだけネガティブな言葉は使わないようにしている。特に若い留学生に対しては気をつけるようにしている。
けれど、たまに何かに気付いてもらうためにインパクトの強い言葉を使う場合もある。例えば、「こんな調子では、あなたの目標には到底到達できないよ」くらいは言うこともある。当然、相手との関係を考えながら、言葉を選んで伝えるし、その後にきめ細かいフォローもする。そして私の言葉によって、その留学生がやる気を出したり、生活や考え方を変えたり、何かを考えるきっかけになったりしたのか、つまりプラスの効果を生んだのかも、しっかりとフォローする。
強い、ネガティブな言葉は確かにインパクトはあるし、時にはそれをうまく使うこともできるだろう。でも、言葉を慎重に選び、受け手をしっかりとフォローし、自分だけでなくその言葉を見たり聞いたりした人にもプラスの影響を与えるような使い方を考えるべきだろう。
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