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マイクロソフトでWindows 95の作成に携わったという日本人の記事を、先日どこかで読んだ。ざっと斜めに読んだだけなので詳しいことは忘れてしまったけれど、一つ興味深ことが書いてあった。

今やウインドウズのパソコンではあたりまえに使っている「右クリック」は、日本語を母語とする人間だからこそ考えることができた、ということだ。なぜなら、日本語では、まず対象を把握してからその詳細に目を向ける、という流れを取る。でも、英語では、まず対象の詳細に目を向けてその後に全体を把握する、という逆の流れを取るからだ。

例えば、マクドナルドに友達数人と一緒に行って、まとめてオーダーする時。日本語だと、「ビッグマックを3つ、チーズバーガーを2つ、コーラを2つ、スプライトを1つ、ください」などとオーダーする。店員さんも、同じように復唱してくれる。

でも英語だと、Three BigMacs、Two Cheeseburgers、Two Cokes and One Sprite、などとなる。

日本語は、ビッグマックという対象をまず指して相手にわかってもらってから、それがいくつかを付け加える。英語は逆で、まずいくつかという数字を伝えてから、何がという対象を伝える。

日本語を母語とする私達からすれば、日本語の順番のほうが圧倒的にわかりやすいと思うのだけれど、英語ではまず数字を言うことに全く違和感がないようだ。

そして、右クリック。これは、まずマウスでアイコンを選択して、それからそのアイコンへの操作の詳細メニューを出すために行う。つまり、対象全体の後に詳細、という、日本語を母語とする人の流れだ。

これだけ取っても、常に英語でコミュニケーションを取っている人達と、日本語で考えている人達では、もののとらえ方が大きく異なることがわかる。恐らく、他でも根本的な部分で、英語話者と日本語話者とでは、考え方、感じ方、ものの見方などがかなり違っているのだろう。