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一年経って誕生日が来れば必ず年齢が一つ増える。そして、ニュージーランドでは18歳、日本では20歳になれば、社会では「大人」として扱われる。

でも、生まれてから18年や20年経った人の全てが、その年齢になった瞬間に、本当の意味での大人になるわけではないだろう。25歳や30歳、また40歳くらいになっても、「大人としてはどうなんだろう」と感じる人もいるし、十代でも、「この人はすでに大人と呼んでもいいだろう」という人もいる。

「大人」の定義は人によって違うのかもしれないけれど、一般的に考えてみると、判断力、行動力、優しさ、持っているスキル、包容力、経済力、生きていく力、などがその基準になるだろうと思う。

30代、40代の人でも、判断力が弱かったり、行動力がなかったり、感情に流され過ぎたり、責任をきちんと取ることができなかったり、コミュニケーション能力に問題があったりする人がいて、「大人としてどうなんだろう」と感じることもある。もちろん、それだけで大人かどうかを判断することはできないけれど、一つの基準にはなるだろう。

例えば、この場所、このタイミングでは言ってはいけないこと、やってはいけないことをやってしまう人がいる。そしてその自分の間違いを他人の責任にする人もいる。明らかに判断を間違っているし、責任転嫁だ。

もし子どもの年齢なら、「ここでそんなことをしてはいけない」という時にやってしまうことはよくあるし、「これは○○ちゃんがそうしろと言ったからだ」などと言い訳をすることもよくある。でも、そのつど、周囲の大人が「そんなことを言ったりしたりしてはいけません」「あなたがしたことを他人のせいにしてはいけません」ときちんと指導することで、学び成長し、年齢が上がるにつれて判断の間違いや責任転嫁をしなくなる。

そう考えると、大人として必要な、判断力や行動力、その他のスキルや力を、大人になるまでに身に付けるためには、やはり「経験」が必要なのだと思う。中でも、間違え、叱られ、痛い目に遭い、笑われ、恥をかき、落ち込み、悩む。そして子どもの頃のそんな経験にプラスして、周囲の大人からの叱責や励ましがあって、人は子どもから大人に成長していくのだと思う。

言い換えれば、子どもの頃にそんな経験をあまりしていない人は、18歳や20歳になっても大人にはなれないし、30歳、40歳になっても、「大人として」判断、行動できない。

18歳や20歳で社会で大人として扱われるまでに、どれくらいどんな経験をするのか。それが、大人として生きていくために求められると思う。