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人間は、日常生活では常に言葉で他人とコミュニケーションを取っているし、自分の頭の中でもいつも言葉を使って考えている。

だから、いつもいつも使っている言葉が、その人そのものなのだ。

例えば、日本語を母語とする人が英語を後から習得した場合、日本語でコミュニケーションを取るときと、英語でコミュニケーションを取るときとでは、話し方はもちろんのこと、声のトーンや大きさ、顔の表情まで変わることがある。

英語でのコミュニケーションには日常生活ではほとんど困らない日本からの留学生が以前に言っていたのだけれど、「私は英語で話をする時には、声が少し高くなる」のだそうだ。そういえば私も英語で話をすると、日本語の時よりも少し声が高くなる。

日本語で話をしている時と英語の時では、気持ちや感じ方もきっと変わっているのだろう。それが声のトーンの違いに現れるのだと思う。また、文法の違いや表現の違いも、思考に影響を与えているだろう。

だから、英語のトーンで話をしているときには、気持ちや感じ方や思考も「英語モード」になっている。つまり、使っている言葉によって、気持ちや感じ方や思考が変わり、モードや態度も変わる。

そう考えると、日常使っている言葉がその人を作るとも言える。

普段から丁寧でポジティブな言葉を使っている人と、乱暴でネガティブな言葉を使っている人では、気持ちや感じ方、モードや態度もきっと違うだろう。少し違う例かもしれないけれど、普段関西弁で話をしている人が標準語で話すと、気持ち、感じ方、そして態度が少し変わるのも、これと同じ理屈だと思う。そして日常で英語を使っている人と日本語を使っている人とでは、思考や態度も違う。

だから、普段他人とコミュニケーションを取るときに使う言葉、自分の頭の中で考える時に使う言葉などは、よく考えて、きちんと選んで使うべきだ。自分が発した言葉は、相手だけではなく、自分自身を変える力を持っているのだから。