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若いときは多くの人がそうだと思うけれど、「この人のここが嫌い」とか「こいつさえいなければうまくいくのに」とか、他人のことを強く否定することがよくあった。

でも、歳を重ねて、いろんな人に会っていろんな経験をすると、若いときよりも嫌いな人が少なくなってくる。もちろん「この人とはあまり深くつきあわないでおこう」という人もたまにはいるけれど、「嫌い」という感情はわかない。また、この人がいなければ自分はもっとうまくいくのに、という身勝手な考えが、逆に自分を内側から苦しめることもわかってくるので、そういうことはほとんど考えなくなる。

そして最近は、自分の周りにいる人は、どんな人でもいつでも笑って過ごしていられればいいのに、とまで思う。もっと大きな言葉を使えば、みんな今日一日幸せでいられればいいのに、と思う。

その感情を自分に関連づけるとすれば、自分の周囲の人達が笑顔でいれば、自分一人だけ不機嫌な顔をしていられないから、自然と笑顔にならざるを得ない。また、周囲の人達が幸せであるなら、きっと自分も幸せな気分になるに違いない。だから、自分の周囲の人達がみんな笑顔でいたり、みんな幸せであったりすることは、自分にとってもとてもいいことなのだ。

もっと言えば、今この瞬間、世界中の人達が笑顔でいれば、自分も含めて世界中が幸せだ。きっと、人類が誕生してから今日までには、世界中の一人残らずみんなが笑顔であった瞬間が、一度くらいはあったと思う。その瞬間をもっと増やすことができれば、自分自身ももっと生きやすく、笑顔で、幸せになれると思うのだ。