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日本で買い物をすると、ほとんどの場合丁寧に包装をしてくれる。コンビニで小さいおにぎり一つ買っても、必ず袋に入れてくれる。日本は「包んでお渡しする」文化がある。

でも最近は、丁寧に包む行為を「過剰包装」と言って批判する声も耳にするようだ。確かに、最近流行っている「エコ」の考え方からすれば、あまりにも過剰な包装はやりすぎと感じるだろう。包装をしたって結局は店からその人に手渡されるまでで、その後は用済みになるのだから、無駄とも言える。

でも、日本のこの「包んでお渡しする」行為は日本の文化だ。資源や費用の節約を考えると包装は簡単な方が「合理的」だけれど、何もかもを合理的かどうかで判断してしまうのも、どうかと思う。

こう書くとご批判もたくさんあるだろう。私もどちらかと言えば普段は「合理的かどうか」という物差しで判断をする方だ。でも、合理的ではないけれど、多少の無駄はあるけれど、守っていかなければならないこともあるだろう。包んでお渡しする文化が守らなければならないことかどうかは、それぞれのご意見もあるだろが、最近の「グローバルブーム」で、日本特有の文化を合理的に判断して、不合理なものは「他の国ではやっていないから」という理由で批判して排除しようとする傾向があるのには、少し首を傾げる。

日本は歴史のある国で、独特の文化を持っていて、他にはない良さもたくさんある。グローバル、というのは日本の他とは違う部分を捨てて他に合わせていくことではなくて、日本の良いところを残しながら他の国や文化も理解して受け入れて行く、ということだと思う。