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メイドインジャパンと言えば、かつては高品質、高性能の代名詞だった。

世界中でウォークマンが売れ、どの国に行っても日本車が走り、ほとんどの家庭のテレビには日本メーカーの名前が書かれていた。でも今はそれが変わってきている。iPod が出てきたあたりから、日本に住んでいる方もそれを感じ始めているだろうと思う。

ただ、日本の大型電器店の例えばテレビ売り場に行けば、今でも多くは日本製だし、パソコン売り場に行けば、アップルは別ブースになっているかもしれないけれど、その他のパソコンは日本のメーカーのものもまだまだ多いと思う。また、普段路上で目にする車はおそらくほとんどが日本車か、今までにも走っていた外国のメーカーの車だと思う。

だから、日本で暮らしている方は、米国のアップルはなるほど人気のある製品を作っているけれど、その他の日本の家電メーカーの製品は変わらず人気があるし、やはり日本車が世界中で走っていると思っている方も多いと思う。

でも、ニュージーランドにいると、少し感じ方が違う。電器店のテレビ売り場には、サムスンやLGのテレビがたくさん並んでいるし、道を走っている車はヒュンダイ車がすごい勢いで増えてきている。また、携帯電話はiPhone 以外はほとんどの人がサムスン製を持っている。

ニュージーランドのある電器店のウエブサイトで「テレビ」の製品を検索してみると、LGが22製品、サムスンが19、パナソニックが16、ソニーが12製品ラインアップされている。この数を見ても、テレビと言えば韓国製、というイメージがすでにできあがりつつあるのがわかる。また、携帯電話のウエブサイトでは、サムスン製が19製品、ソニーが5製品、HTCが1製品、ノキアが8製品、そしてアップルはメモリー容量の違いも含めて6製品出てくる。

製品の数が多ければそれだけ人気があり売れている、というわけではないけれど、携帯電話に至っては日本のメーカーはソニーだけだ。iPhone を別にすれば、携帯電話といえばサムスン、というイメージは確固たるものになってきているのは事実だろう。

また、ヒュンダイ車はまだ高級車というイメージはないけれど、テレビコマーシャルの数はおそらく日本車よりも多いし、オールブラックスやスーパーラグビーなどの人気のある番組には、ヒュンダイがメインスポンサーになっていることも多い。

だから、ニュージーランドに限らずおそらく世界中の国で、家の車はヒュンダイで、携帯電話はサムスン、テレビはLG製を見ている、などという若い人たちもどんどん増えてきているに違いない。そんな若い人たちは、とても残念なことだけれど、メイドインジャパンが高品質で高性能、というイメージを持たずに大人になる。

いい悪いとか好き嫌いという問題ではなく、おそらくこれが今の現実なのだと思う。