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「あなたは何がしたいの?」
「私はこう考えるのだけれど」
「私にはわからない」

ニュージーランドの人たちと話をしていると、そんなフレーズをよく聞く。

みんなと遊びに行って、次は何をしようとか、どこに行こうとかというときに、「あなたは何がしたい?」「あなたはどこに行きたい?」とまず聞かれる。他の人は、「私はこれがしたい」「私はここに行きたい」とそれぞれが別のことを言う。「次にそれをして、その後どうするの?」と聞くと「今はわからないよ」と平気で言われる。

街の小さなイベントなどに参加しても、「イベントの最後に何かあるの?」と聞くと「僕は知らない」という返事が返ってくるし、「あなたは何かしたいの?」と聞かれることもある。

集団で何かをするときに、最初から詳しい計画や、式次第があるわけではなく、何となく全体は決まっているけれど、後はその場に応じて考えて進めていく。だから、いろんなことが最初から決まっていることを前提に、「次はどこで誰が何をするの?」と聞いても、誰もわからない。「その時に一番いい方法をみんなで考えればいいんだよ」ということだ。

だから、最初に計画や形があってそれに自分が乗っかればいい、という考えは通用しない。その場で自分も考えて、行動しなければならない。

ニュージーランドでは、そもそも最初からみんなが乗っかることができるような形はないのだ。その場で一人ひとりが考えて、形らしきものを作って進めていく。その時に、自分も考えてそれをみんなに伝えない人は、その場でみんなが決めることに参加できない。後で文句を言っても、「その時にちゃんと言わないと」と言われる。