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日本から発信される情報を見ていると、最近は毎日のように、「グローバル」とか「海外移住」とか「留学」などという言葉を目にする。仕事柄私がそういう言葉に敏感なこともあるけれど、10年前と比べるとそういった話題は明らかに増えているとも思う。

以前にもこのブログでも書いたけれど、海外移住したいと思うのなら、きちんとした情報を集めた上でやってみればいいと思うし、海外留学したいのなら、考えているだけではなくて、とりあえずできるところから手をつけてみるといいと思う。

海外移住や留学で、自分が生まれ育った以外の国で長期で滞在する場合に大切なことは何か。情報収集、語学力、適応性、お金、計画、モチベーション、周囲の理解など、いろいろあるだろう。でも「長期で滞在する」という視点から言えば、私は、「自分が変る覚悟を持つ」ことも大切なことの一つだと思う。

留学をしてグローバルな感覚や視点を身につける、などとよく言う。「身につける」という言葉を見ると、今持っている感覚や視点に加えて、経験を通じてグローバルな感覚や視点をさらに付け加えることができるように思うけれど、それは少し違う。

いわゆる、グローバルな感覚や視点は、それまでに持っていた自分の感覚や視点の上に付け加わるものではなくて、それらを一旦壊して新たに自分の中に築き上げるものだ。なぜなら、例えば日本で通用する感覚や視点と留学先で通用する感覚や視点が矛盾することが多々あるからだ。両方を均等に持ったまま生活することはなかなか難しい。だから、長期で海外に滞在するときには、日本で身につけた感覚や視点を一旦捨てる、あるいは、壊す必要がある。もちろん、子どもの頃から見についた感覚や視点を全くゼロにすることはできないし、する必要もないだろう。でも、グローバルな感覚や視点を身につけるためには、それらを「一旦」無しにしないとうまく行かないと思う。

だから、長期の留学は、十代のときが一番いいと思う。最近は大学からの海外留学の話題も多いが、語学力はともかく、グローバルな感覚や視点、言い換えれば、日本では身につかなかった感覚や視点は、二十歳を過ぎてからではなかなか体の中にまで入ってこない。なぜなら、二十歳を過ぎたら、自分が日本で身につけた感覚や視点を一時的にでも捨てたり壊したりすることが十代の人達よりも難しいからだ。

だから、長期で海外に滞在するときはまず、年齢にかかわらず、自分が変る覚悟が要る。今までの日本での感覚や視点を一旦壊して、滞在先の感覚や視点を体の中に入れるという覚悟。それがあれば、異文化での生活に慣れるのも比較的早いだろうし、言葉の習得にも時間がかからないかもしれない。また、いわゆるグローバルな感覚や視点も身につけることができるだろう。