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Google Reader が7月1日で廃止される、というニュースがあった。

Google リーダー をお使いでない方は、それ何?という方も多いと思う。ウエブサイトやブログのアップデート情報を、RSS というプログラムを介して読むことができるシステムで、例えば、このブログのRSS フィード( http://kickoffnz.co.nz/archives/category/directorblog/feed/ )を登録しておけば、新しい記事が書かれたら、そのタイトルや内容をGoogle Reader で読むことができる。だから、読みたい新聞やブログのRSS をGoogle Reader にたくさん登録しておけば、それらのタイトルを一覧でざっと眺めてその中から興味のあるものだけ内容を読む、ということもできる。非常に便利なシステムだ。

だから今回Google がGoogle Reader を廃止すると発表したのは、普段使っている人達にはとても大きなニュースだろう。

このニュースに対して、「すでにRSS というシステム自体が古くなってきている」というコメントもある。RSS は自分の興味のある最新情報を一覧にして提供してくれるだけのシステムなので、その情報に対する他の人の反応を見たり、自分がその情報に対して能動的に働きかけたりすることができない。それが、ツイッターやフェイスブックなどのサービスに慣れた人には古く感じる、というようなコメントだ。

確かに、ツイッターやフェイスブックを日常的に使っている人には付加価値が少ない魅力のない、そして使い勝手が悪いものになっているのかもしれない。だから、Google がGoogle Reader を廃止することは、ビジネスとしては正しい判断なのかもしれない。

でも、私がこのニュースを見て感じたのはそんなことではなく、世界中の人々がGoogle という一私企業のサービスに大きく依存しているという現実と、その一私企業が無料のサービスを3ヶ月あまりの告知で廃止することのギャップを、世界中の人々はどう感じているのか、ということだ。今、Google やフェイスブックやツイッターなどを、世界中の何千万人という人が日常的に使っている。弊社もツイッターにもフェイスブックにもアカウントを持っていて、情報を発信している。だから、個人にとっても企業にとっても、すでに必要なサービスとなっている。でも、Google も、ツイッターも、フェイスブックも、アメリカの一私企業に過ぎない。だから、そこで働いているほんの何人かの思惑で、つまり、それらの企業に都合のいいように、サービスの内容が大きく変更されたり、サービスの一部が廃止されたりする。みんな当たり前のように、「Google がサービスを変更することは仕方がない」と受け止めているが、そんな不安定なものに大きく依存していてもいいのか、と思う。

これからしばらくはそんな状況は続くだろうが、もしGoogle などの企業が一つだけ非常に人気が出て、世界中のほとんどの人がそこのサービスを日常的に使う、という世の中になったら、と考えると、非常に怖い。それに対して怖いと感じないほどに、一私企業のサービスがあまりにも当たり前になってしまうことも怖い。

Google Reader が廃止になるというニュースを読んだ機会に、そんなことも考えてみてもいいのではないかと思う。