安全第一
UenoT以前にも書いたけれど、弊社が留学生達を現地でサポートするときに最も大切にしていることは、留学生の安全の確保だ。
我々は、留学生がニュージーランドで留学生活を送っている間は、最大限、安全を確保するよう努力する。そしてその上で、いろいろな経験をして、自分で考える態度を身に付けてほしいと思っている。
だから、留学生が「こうしたい」と言っても、安全が確保できなければ、残念ながらYes とは言えない。
十代、二十代の留学生達、特に高校留学生達は、生活に慣れてきたら、いろんなことをしてみたくなるだろう。私たちも基本的には、できるだけたくさんのいろんな経験をして、うまくいったり、うまくいかなかったりして、そこからいろいろ学んでほしいので、あれもだめ、これはだめ、と言うことはしない。
でもたまには、留学生自身が「このくらいなら大丈夫」とリスクを低く見積もった判断をして、行動してしまうこともあるだろう。それは、日本にいる高校生も海外にいる高校生も変わらない。
そんなとき我々は、「それは安全が確保できないので、やめてください」とはっきりと言う。
そう言われると、留学生はやはり不満だろう。私たちのことを、自分がやりたいことを邪魔をする人間だ、と思うだろうし、うっとうしい、とも感じるだろう。でも、たとえ学生になんと思われても、私たちは留学生の安全を最優先する。
もちろん、最大の安全が確保できるように、学校やステイ先、そして日本の親御さんとも話をする。留学生の安全を確保するためには、周囲の大人達が協力することが絶対に必要だ。
留学生達には、安全に対する判断の間違いという経験を通しても、そこからいろんなことを考え、学んでほしいと思っている。だから、うっとうしいと思われようが、私たちは危険について、リスクマネージメントについて、判断について、学生と話をする。
留学生のサポートで最も大切なのは安全だ。安全の確保のためには、留学生にNo ということもある。そしてその経験を通して考えてもらう。それが、留学生が楽しく充実した留学生活を送る基本だと思う。
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