どこからどうやって申し込んで来ているのかも重要
数年ほど前から、特にワーキングホリデーでニュージーランドに滞在する人達の中で、「語学学校も含めて、全て自分で手続きをすのがいい。」という意見が多くなっているようだ。ワーホリには留学エージェントなど要らない、ということだろう。
また中には、高校留学やポリテク、大学の留学でさえ、自分で全て手続きをする人達もまれだけれどいるようだ。
確かに、ワーキングホリデービザの場合は、1年間ニュージーランドに滞在する時に、ビザの手続きを自分でやって、語学学校を自分で調べて手続きをし、旅行の計画を立てて、予約を入れ、好きな場所で好きなだけ滞在するというのも、人生の中でいい経験になるだろう。学校に行くことがメインの目的でないならば、入学手続き上のミスなどからも学ぶことはあるのかもしれない。
しかし、留学生を受け入れる学校の視点で見ると、留学生がどこからどうやって申し込んで来ているのか、というのは、学生が考えているよりも大切な要素なのだ。例えば、弊社といつもコミュニケーションを取っていたり、今までに弊社からたくさんの留学生が在籍しているような学校は、弊社を通して申し込んでくるというだけで、安心して学生を受け入れてくれるし、留学中もきちんと面倒を見てくれる。
また、留学生が考えているよりも、学校が発行する書類にはミスや不十分な点も多い。ポリテクでさえ、請求金額を間違えていることもあるし、継続の学生ビザ申請に必要な成績表の内容が不十分などということもある。弊社では、それを全てチェックして、学校に訂正してもらって、完璧な書類を出してもらい、それから学生に渡している。もし留学生が自分で直接学校とやりとりをしたら、書類の間違いに気付くこともないだろう。
学校も、何度も書類の間違いを指摘されていると「キックオフNZ の学生に対しては、きちんとした書類を早めに作成しよう」ということになる。学校からすれば、弊社などはうるさいエージェントだと思うけれど、それで学生がHappy なら学校からなんと思われようと問題はない。
弊社の大切な仕事の一つは、学校と常にコミュニケーションを取ることだ。おそらく、留学生や保護者の方が考えている以上に、頻繁に密にコミュニケーションを取っている。そして、学校からすれば、頻繁にしっかりとコミュニケーションを取っている留学エージェントの学生は、安心して受け入れられるし、しっかりと面倒見ようという気持ちにもなる。
もちろん、学校は個人で申し込んで来た留学生でも快く受け入れてくれるし、きっちり面倒を見てくれるに違いない。でも、いつもコミュニケーションを取っている弊社のようなエージェントから申し込んで来ている留学生に対しては、さらにきちんと見てくれるし、もし学校が作った書類やその他の部分にミスがあったとしても、留学生に渡る前に弊社が修正を依頼する。
自分で何もかもやるのもとてもいい経験だけれど、学校からの視点で見れば、また違った考え方も見えてくる。
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