ホームステイで家族の一員になる
長期でも短期でも、ニュージーランドの現地のお宅にホームステイをする留学生も多い。
日本ではよく「ホームステイに当たり外れがある」などと言われているようだ。
確かに、留学生がとても楽しく快適に過ごしているホームステイもあるし、留学生とホストファミリーがなかなかうまくいかないところもある。
でもだからといって一概にホームステイに当たり外れがあるとは言えない。例えば、あるホームステイにA君がステイしたときにはうまくいかなかったけれど、Bさんがステイしたらとてもうまくいって、留学後も家族のようにつきあいが続いている、ということも多い。
簡単に言えば、留学生にもホストファミリーにもお互いに「あう、あわない」があるのだと思う。
ホームステイによっては、ランチを毎日作ってくれるところもあるし、部屋の掃除や片づけまでやってくれるところもある。逆に、ランチはキッチンにあるもので好きなものを作って持っていくというところもあるし、掃除や片づけがハウスルールで決まっていて、留学生もやることになっているところもある。
ホストファミリーが何でもやってくれるのがあたりまえだと思っている留学生にとっては、ランチを作りなさいとか、掃除をしなさいとか、片付けをしなさいなどと言われると、「なんで私がやらなければならないのか」と不満がたまる。
逆に、なんでも経験なのでホームステイでもいろんなことをやりたいと思っている留学生や、日本でも自分のことは自分でやっていた留学生にとっては、ランチや掃除、片づけくらいは楽しんでやる。
ホームステイも現地の一般のお宅なので、それぞれのやり方や生活の仕方、過ごし方があって当然だ。ホームステイだからといって、留学生のことをすべてやってくれるわけではない。
ホストファミリーの高校生の息子さんは自分でランチを作って持っていくのに、留学生には作ってくれるということはないし、娘さんは家事を手伝うことがルールになっているのに、留学生はやらなくていいということもない。
家族の一員として暮すというのは、そういうことだと思う。もし留学生だけが特別扱いされるのであれば、それは家族の一員というよりも、お客さんとして扱われているのだろう。
もし「アットホームで、家族の一員のように受け入れてくれるホストファミリーがいい」というのであれば、そこの息子さん娘さんがやっているようなことは、留学生もやるべきだろうし、ホストマザーやホストファザーのことを気遣う気持ちも求められるだろう。
その考え方の違いが、あう、あわない、につながるのだと思う。
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