通信教育で空手を習う
まだネットがなかった頃、「通信教育で空手を習う」というのが、一つのギャグとして通用していた。
通信教育で本を見ながら空手を習っても、あまり強くならないだろう。
でも今は、ネットを使えば通信教育で空手を習っても、昔よりも少しは強くなるかもしれない。
ただ、今も昔も、通信教育で空手を習うことに決定的に足りないのは、実践だ。経験と言い換えてもいいかもしれない。
いくら本や動画で空手の型を身に付けても、一人で体を動かしても、実践での経験がなければ強くはならないだろう。
同じことが留学にも言える。
ネットを使えば、英語力をネイティブ並に上げることも可能だし、世界中の人達と知りあいになることもできるし、日本以外の学校の授業を受けることもできる。
でもそこには、実践と経験が決定的に欠けている。
留学は経験だ。実際に、暮らす場所を変えて、会う人を変えて、時間の使い方を変える。それによって、全く違う経験ができるし、その人自身も変わる。
いくらネットが発達しても、自分が決断し行動することで得られる経験は、手に入らないのだ。
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