ネットは使いません

このブログでも、ネットやスマホについては何度も書いてきたけれど、もう書く必要もないくらい、ネットやスマホは生活の中に溶け込んでいる。

日本で電車に乗ると立っている人も座っている人もスマホをのぞき込んでいるし、町中でも、道路を歩いていても、ショッピングをしていても、何かを待っている時も、片手にはスマホを持っている人が多い。

また、勉強や仕事ではネットを使わないとできないことも多いし、ネットがあることが前提で勉強や仕事が回っていることもほとんどだ。

ただ、ほとんどの人がネットを使って生活をしている中で、それに疲れてきている人も増えてきているように思う。

ネットは、自分と他の人や外の社会とをリアルタイムで結びつけるツールなだけに、他者と結びつきたくない場合にでも容赦なく入り込んでくる。また、ネットで得る情報は、知らなくてもいい場合もあるし、もっと言えば、知らない方がよかったと思う情報もあるだろう。

スマホやパソコンでネットに常につながっていると、ついつい使ってしまうし、その上、スマホやパソコンでネットから知らない方がよかった情報まで入り込んでくるのなら、それに疲れる人も出てくるのは当然だ。

だからそろそろ「ネットは普段は使いません」という人が出てきてもおかしくないと思う。勉強や仕事で必要な時には使うけれど、それ以外はネットに接続しないという選択。そんな考え方が広まって、一般的になる時代が来るかもしれない。

今は、電車に乗れば多くの人がスマホを使っている光景があたりまえだけれど、ひょっとしたら後10年もすれば、誰もスマホを使ってない、ということになるかもしれない。

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