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子どでも、小学生くらいになると、小さな嘘をつくようになってくる。

「宿題したの?」
「した!」
とか、
「帰ってきてちゃんと手を洗ったの?」
「洗った!」

とか、すぐわかるような嘘をつく。その程度なら嘘とは呼ばない人もいるだろう。けれど、私は、子どもの頃のそんな小さなすぐわかる嘘だからこそ、きちんと、「嘘はダメです」ときつく伝える責任が大人にあると思う。

大人になってから、平気で嘘をつく大人達にも会った。ニコニコしてとてもいい人そうだと思っていたら、Aさんに言っていることと、Bさんに言っていることと、私に言っていることがどれも違うという人もいたし、20分前に大勢の前で言ったことを「そんなことは言ってない」と平気で否定した人もいた。

なるべくそんな人とは関わらないようにしてきたけれど、そんな人達に嘘をつかれる私にも、脇の甘さがあったのだと思う。

だから私自身は、少なくともビジネスをする時には嘘はつかないことにしている。自分が嘘をつかないと決めて実行していると、「少しぐらいいいじゃん」という人には煙たがられることもあるけれど、平気で嘘をつく人達と関わることは減った。

大人になって平気で嘘をつく人達は、きっと子どもの頃の小さな嘘を「ダメだ」ときつく言われてこなかったのだろうと私は思う。そしてそんな人達は、「少しくらいいいじゃん」と、嘘を容認する人達と一緒に行動して、みんなで嘘をつく理由を探しながら、周囲の人達の信用を失ってきたのだろう。