「何もやることがない」は「何でもできる」ということ
日本もニュージーランドの学校も、今はほとんどは休校だ。
学校が休みだと、子ども達は家にいる。そしてやることがない。
普段は、朝起きて、通学して、授業を受けて、ランチを食べて、放課後はクラブ活動をしたり塾にいって、家に戻ってきて、宿題をする。その時間まるまる家にいるのだから、やることはないだろう。
でも、学校に行かなくてもいい、そしてやることがないというのは、あながち悪いことではない。この状態は、子ども達がいつもいつも誰かから何かやることを与えられない、という状態で、ある意味いいことなのだ。
普段は、行きたくなくても朝早く起きて学校に行き、受けたくない授業を受け、疲れた身体をひきずって時間をかけて家に帰ってきて、それからまた行きたくない塾に行って、やりたくない勉強をして、また家に帰ってきて、学校や塾の先生から出された宿題をこなす。ほとんど全てのことは、自分からやろうと思ってやっていることではなく、周りの大人たちから与えられたことだ。そんなことが全てなくなってしまう。
今、家にいて、何もやることがないというのは、言い換えれば、何をやってもいいということだ。つまり、自分のやりたいことが何でもできる。
子ども達は今、時間はいつもよりもたくさんあるし、そして何をやってもいいし、自分のやりたいことが何でもできる状態なのだ。
そんな時間は、一生の中でもあまりない。だから今は、目の前にある時間を、自分のやりたいことに使えばいいと思う。周りの大人たちからこれをしなさいとか、あれをするなとか言われても、そんなことはまずは無視して、とりあえず朝早く起きてみて、ゆっくりと自分自身に、今日は自分は何がやりたいのが問いかけて、そして思いついたことをとりあえずやってみる。
もしそれがあまり楽しくなければやめればいいし、また次のことを見つけてやればいい。
今はとにかく、周りの大人達から何かを与えられることを待って、それをただこなしていくのではなくて、自分がやりたいことをどんどんやってみる。
将来役に立つとか、お金を稼ぐ方法とか、義務とか、常識とか、そんなことは一旦置いておいて、まずは自分がやりたいと自分の中から感じることをみつけてやってみる。
今は、そんなことができる、人生の数少ない時間だと思う。
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