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先日ニュージーランド航空の機内に置いてあったパンフレットをふと見ると、「Free as a bird」という言葉が目に入った。

「鳥のように自由に」

人間はどこに行くにも地面を這って行かなければならないけれど、鳥のように自由に空を飛べたら、どこへでもすぐに飛んでいけるのに、というような意味だと思う。だから、「ニュージーランド航空の飛行機で世界中に飛んでいってください」ということなのだろう。

人間はおそらく太古の昔から、大空を自由に飛び回る鳥へのあこがれが強いのだと思う。空を飛んでいる鳥を見上げて「私もあんなふうに自由に空を飛んでみたいなぁ」と多くの人が思ってきたのだろう。

確かに、鳥のように自由に空を飛ぶことができて、すぐにでも行きたいところに行けるのはすばらしい。ドラえもんのタケコプターが定番ツールとして人気があるのも、そういったところに理由があるのかもしれない。

でも、考えて見れば、「自由に飛び回って好きなところに飛んで行っている」ように見える鳥も、実は大変だ。止まった状態から鳥が飛び立つには、ものすごい力で羽根を何度も動かさなければならないし、うまく飛び立てたとしても、風に乗らなければ上空高く飛び上がれない。その上、鳥も自由に飛んでいるだけなら生きていけないので、食べるものを自分で探して捕らなければならない。どちらかと言えば、食べ物を探すために飛んでいる。ということは、飛んでいる時はおなかが減っているのだろう。

自由に飛び回って自分の好きなところにいつでも行っているように見える鳥でも、実は、空腹を抱えながら、必死に自分の今日の食べ物を探して上空から獲物を狙っているのだ。

Free as a bird。レストランで椅子に座ってテーブルまで運んでもらった食べ物をお酒を飲みながら食べている人間を、上空から見ている鳥からすれば、Free as a human と思っているのかもしれない。