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昨日のこのブログで、ニュージーランドのマウントルアペフにある、世界で最もすばらしい建築デザインのカフェをご紹介した。

今日もカフェの話題をしたい。

先週の金曜日、オークランドのカフェで一人でランチをしていると、周りに、仕事の打ち合わせをしていると思われるビジネスパーソンが何組か座っていた。同じ職場の人達何人かでテーブルを囲んだり、取引先と二人でランチをしている人達だった。

金曜日の正午過ぎ、どのカフェもほぼ満席だったけれど、多くの人がワインやビールを飲んでいた。もちろん仕事の打ち合わせと思われる人達もだ。

以前にロトルアの高校に金曜日の午後に行ったときにも、ワインということはないけれど、「金曜の午後だから」という理由で、授業のない先生が休憩室に集まってお茶とお菓子を食べてゆっくりと話をしていた。ワインを少しくらい飲んでもとがめられないような雰囲気もあった。

ニュージーランドでは、金曜日の午後は木曜日までと違って、少し仕事をゆっくりとやる時間なのだ。語学学校でも金曜日の午後は授業がないところもあるし、ポリテクでもそもそも金曜日は授業がないコースもある。

考えてみれば、日本でも、仕事が終わった後、職場の人達と夕食を囲みながら仕事の話をしたり、取引先と夕食をともにしたりする。そんな時はもちろんアルコールが入る。ニュージーランドでは仕事が終わった後の夕食ではなく、金曜日のランチを活用するのだろう。

ニュージーランドの金曜のランチは、仕事とはいえゆっくりと時間を使うのだ。