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昨日のニュージーランドのオンライン新聞に、ニュージーランドの子ども達の間で流行っている二つのことが書かれてあった。

「もし巷で流行っているこの二つを知らないなら、世間から離れて暮らしているか、小学生の子どもと全くつきあいがないか、どちらかだ」とまで書かれているほど、世間では流行っているようだ。

一つは、カウントダウンというスーパーマーケットが出している、Dreamworks trading cards、もう一つは、Rainbow loomsだ。

ドリームワークス・トレーディングカードは、ドリームワークスという映画会社が制作したアニメヒーロー達のカードで、カウントダウンスーパーマーケットで20ドル以上購入すると一枚もらえる。ヒーローには、カンフーパンダ、シュレック、長ぐつをはいたネコ、マダガスカルなどの映画のヒーロー達がいる。今年に入って流行りだしたこのカード、小学生は男子も女子も目の色を変えて集めていたが、実は2週間ほど前にプロモーションは終了している。

そして、今話題のレインボー・ルームは、小さなカラフルな輪ゴムを使って、ブレスレットなどのアクセサリーを作るおもちゃで、こちらは女の子を中心に、ものすごい勢いで流行っている。

レインボー・ルームの面白いところは、輪ゴムや制作台などの道具一式が入った箱を購入しても、基本的な使い方と作り方が載っているだけで、その他いろんな種類のアクセサリーの作り方が載った説明書は入っていないところだ。

ではどうやっていろんなアクセサリーを作るかといえば、レインボー・ルームのYou Tube の公式チャンネルを見て、動画を見ながら作るのだ。ニュージーランドの子ども達は、家にあるタブレットや携帯電話でYou Tube チャンネルにアクセスして、自分が作りたいアクセサリーを検索し、動画を少しずつ止めて見ながら、手元にある自分のレインボー・ルームを使って作っていく。人気のある動画は7ヶ月ほど前にアップされたものでも、すでに400万回以上再生されている。

中には、かなり複雑で難しいアクセサリーもあって、紙に書いた説明書では、たとえ絵と言葉で丁寧に解説してあっても、子どもが作るには難しいだろうと思うものも多い。でも、動画を見れば、どの位置からどのように輪ゴムを取り付けるのか、などがまさに手に取るようにわかり、小学生でも何とか自分一人で作っていける。

You Tube で動画を見て作ることを前提として売られているこのレインボー・ルーム。タブレットや携帯電話で動画を検索して見ることが当たり前の世代を対象にした、新しい時代のおもちゃだと感じる。

レインボー・ルーム、そろそろ日本でもはやり出すかもしれない。

Kids are getting crafty in new craze

Rainbow Loom