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昔まだレコードしかなかった時代によく聴いていたアルバムを、最近何十年ぶりにiPod なんかで聴き返すことも増えてきた。

レコードでアルバムを聴いていたときには、あまり好きではない曲が流れてきても、飛ばしたりせずにそのまま聴いていた。今では曲を選んで聴くことは当たり前の行為だけれど、レコード盤に針を乗せて聴いていた時代は、一曲飛ばして聴きたいときには、レコードのところまで歩いていって、レコードのふたを開けて、針を慎重に持ち上げて、次の曲が始まる溝を探して、その上にまた慎重に針を乗せて、レコードのふたを閉めて、また元のところに歩いて戻って聴く、という、ものすごく面倒くさいプロセスを踏まなければならなかった。だから、一曲が3分から5分程度のものならば、何もせずに曲が流れるままずっとアルバム全曲を通して聴いていた。

だから、昔よく聴いていたアルバムを今聴くと、「当時はこの曲はあまり好きではなかったけれど、今聴くとすごくいい」という曲が出てくる。これは、昔その曲を飛ばさずに聴いていたから今それがわかる。もし当時その曲を飛ばして聴いていたら、今聴いたときとその時の違いがわからなかっただろう。

今は、一つのアルバムの中の曲でも、単体でダウンロードして購入もできる時代だ。おのずと気に入った曲ばかり聴くことになるだろう。でも、今あまり好みではない曲でも、何年か後にはすごく心に響く曲もあるに違いない。

だから、昔レコードで聴いていたときのように、iPod で聴くときにも、最初から最後まで、全ての曲を通して何度も何度も聴いてみるのもいいのではないかと思う。