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米国の電子書籍最大手アマゾン・ドット・コムが日本市場に参入、というニュースがあった。

電子書籍に関するニュースは以前からたくさん流れていたが、これで本格的に日本での電子書籍利用が拡大する、と言われているようだ。

仕事場ではもうすでに、紙の書類を電子化して、しかもクラウドで保存して共有し、いろんな端末で同期して使っているという方も多いだろう。また、手紙やはがきは当たり前のように今は電子メールだし、音楽や動画もダウンロードして自分の端末で同期して視聴するのが一般的になっている。だから、書籍だけ依然として紙の媒体のままということ自体が、時代の流れの中で取り残されていたともいえる。アマゾンのキンドルが日本に上陸することで、仕事場でもパーソナルな読書でも、電子化された文字情報を端末で読む、という習慣と文化が日本にも一気に広まることは予想できる。

これは、海外在住の日本人にとってもいいニュースだと思った。海外、特に日本の書店がない国や街で、日本の本を読む機会は非常に少ない。日本の書籍を読むためには、日本に行って自分で買って持って帰ってくるか、オンラインで日本に注文して郵送してもらうなどの方法しかなかった。もしキンドルがニュージーランドで日本と同じように使えるのなら、音楽や映画と同じように、日本のオンライン書店からダウンロードして読むことができる。これで、手間と時間と郵送費用が大幅に縮小できる。

でも、キンドルに関するツイッターやブログなどを見てみると、海外では日本のキンドルをそのまま使って、日本の書籍を読むことがどうもできないようだ。まだキンドル自体が日本で発売されていないし、一部の不確かな情報ではっきりとはわからないが、「日本から国外に転居される場合、住所を変更すると、Amazon.co.jp のKindleストアでのショッピングができなくなる」という記載が、アマゾンジャパンのサイトにあるようだ。

これは、海外では日本で購入したキンドルを使って、日本のアマゾンの電子書店からダウンロードして書籍を読むことができない、という意味にも取れる。ただ、詳細はまだわからない。

でも、電子書籍こそ、今、海外在住者がほしいものだ。紙媒体の本は買わないけれど、電子書籍であればどんどん買って読む、という海外在住者も多いと思う。また、もしキンドルで日本の本が読めるのなら、家族一人ひとりが1台ずつ持つ、という人もいるだろう。

インターネットは国境をなくすツールだとも言われている。実際に、ニュージーランドにいて、インターネットを使って日本の情報や映画、音楽などが気軽に手に入るようになった。ならば何故書籍だけ、インターネットの上にわざわざ国境を作るのだろうか。

近い将来、手元にある小さな端末で、日本の本を気軽に買って読める時代が来ることを願っている。