ニュージーランドはまだ入国が制限されているにもかかわらず、2022年からの大学やポリテク留学のお問い合わせもいただいています。ほんとうにありがとうございます。

このブログでも書いたけれど、ニュージーランドの大学留学は、早めの準備と行動が大切だ。「NZ大学留学は早めの準備と行動が大切 」　

なぜなら、大学入学基準を満たすのに時間がかかる人も多いから、それに対処するために、最新で正確な情報収集と綿密な計画が必要だからだ。

ニュージーランドの大学入学基準を満たして入学する方法は、大きく３つある。

一つは、ニュージーランドの高校でUniversity Entrace （UE）の単位を取得すること。

一つは、ニュージーランド以外の学校で学業の基準を満たし、かつ、IELTSなどの英語の試験で英語力の基準を満たすこと。

三つ目は、大学のファウンデーションコースを一定以上の成績で修了することだ。

ニュージーランドの高校でUEの単位を取るためには、ニュージーランドの高校に少なくとも２年以上、できれば３年間から５年間留学することが必要だ。高校留学だから年齢も15歳から19歳くらいに限られる。

だからUEを取ってニュージーランドの大学に留学する方法は、日本で中学生のときから計画を立て、15歳くらいからはニュージーランドの高校に留学することが求められる。逆に言えば、ニュージーランドで高校留学をしてUEを取得すれば、ニュージーランドの大学入学の最低基準を満たすことができる。

二つ目の、学業と英語の両方の基準をニュージーランド国外で満たす方法は、日本でももちろんできるし、年齢制限もない。日本の高校や大学を一定期間一定以上の成績で修了していることが求められるけれど、日本の高校の成績が一定以上か、日本の大学や短大を一定以上の成績で２年間以上修了している場合は、後は英語の基準を満たすだけなので、有力な方法だ。

三つ目の、大学のファウンデーションコースを修了する方法も、年齢制限はないし、現時点では日本からオンラインでも履修できる。ただ、ファウンデーションコースの入学にも英語力の基準があって、IELTSで5.5以上というのが一つの目安だ。

ファウンデーションコースに入学する英語力の基準を満たすために、ニュージーランドの大学付属の英語コースで勉強することもできるし、今はオンラインで日本からでも就学できる。その場合は、まずはニュージーランドの語学学校や語学コースで勉強して、IELTSで5.5などの基準を満たし、その後ファウンデーションコースに入って大学入学の基準を満たした後、大学に入学するというプロセスを踏む。

ただ、大学入学の学業の基準を日本の高校や大学で満たしている場合、語学学校や語学コースで大学入学の英語の基準を満たすポイントを取った時点で、ファウンデーションコースを経ずに大学入学が認められる場合もある。

簡単に言えば、ニュージーランドの大学入学の「学業」と「英語力」の二つの基準を満たせば、ニュージーランド大学留学をスタートさせることができる。その方法が、UEであっても、日本の高校や大学とIELTSであっても、ニュージーランドのファウンデーションコースであっても、かまわない。

だからこそ、できるだけ早く確実に大学留学をスタートされるためには、自分に合った綿密な計画が必要となってくるのだ。

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