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弊社のラグビー高校留学生の一人が、日本のトップリーグのチーム神戸製鋼に、プロ選手としての入団が発表された。

神戸製鋼のラグビーチーム、コベルコスティーラーズは、昨年のトップリーグカップでも優勝した日本一のチームだ。元オールブラックスのダニエル・カーター選手やブロディ・レタリック選手も所属している。

その神戸製鋼コベルコスティーラーズに、昨年12月までロトルアボーイズハイスクールで4年間ラグビー高校留学をしていた、濱野隼大(Hamano Junta)君がプロ選手として入団することが決まった。

濱野隼大君は、中学2年生の夏休みにロトルアボーイズハイスクールに短期留学をした。その時、U14の試合に最後の10分間だけ出場する機会があり、その試合で約15メートルのスクリューパスを見事に味方につなぎ、その上、トライも決める大活躍をした。

その試合での活躍を見たロトルアボーイズハイスクールのコーチ陣が、「ぜひ短期留学を延長して、8月末に行われる全国大会のメンバーの入ってほしい」と本人に依頼。留学期間を延長して、ロトルアボーイズハイスクールのU14のメンバーとしてニュージーランドの全国大会に出場した。

その半年後、中学2年生の2月から4年間ロトルアボーイズハイスクールで本格的に長期留学。ラグビー王国の強豪高校のコーチ陣の指導で確実に実力をつけ、留学2年目には、ロトルアやタウランガを中心とするベイオブプレンティ地域のU16の代表に選ばれた。

また彼は、昨年2019年には、スーパーラグビーの登竜門とも言われるチーフスU18にも選ばれた、ニュージーランド全国の高校生の中でも、その実力を高く評価された選手の一人だ。

そして濱野隼大君は、ラグビーだけではなく、リーダーシップもあり、その上、学業も優秀だ。

昨年はロトルアボーイズハイスクールのPrefect (日本でいえば生徒会役員)に選ばれ、学校全体のリーダーとして活躍した。各高校のPrefect は現地生徒でもなかなか選ばれないのに、留学生が選ばれるのは、彼の人徳とリーダーシップが生徒や先生達に高く評価されたからだ。

また、勉強にも積極的に取り組み、Year 13(日本の高校3年生)修了時に、ニュージーランドの大学入学資格(University Entrance)を取得した上にさらに、大学のスカラシップの基準も満たす優秀な成績を残した。ニュージーランドの大学のスカラシップ取得は、英語を第二言語とする留学生は、かなりの努力が必要だ。

普段の彼は、口数は多くなく、物静かで、いつもニコニコしている、おだやかな人物だ。でも、一旦ラグビージャージに着替えてグラウンドに出ると、内に秘めた闘志をむき出しにして相手に向かって行く、強い精神力の持ち主だ。

4年間ニュージーランドで濱野隼大君を見てきたけれど、彼は、「普通の高校生ラグビー選手」とはまた違う、何か特別なものを持っているように感じる。

まだ18歳。これから日本のトップチームでさらに実力を伸ばしていくだろう。そして、近い将来、日本のラグビー界では必ずその名前がトップに出てくるだろうし、何年かしたら、世界のラグビー界でも活躍する日がきっとくると私は思う。

神戸製鋼コベルコスティーラーズの濱野隼大選手。

みなさん、ぜひ、応援してください!よろしくお願いします。

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