セルフマネージメントが大切

以前にもこのブログでも書いたけれど、ニュージーランドではYear 7 (日本の小学6年生)くらいになると、セルフマネージメントが求められるようになってくる。

セルフマネージメントは、自分自身を制御統制する以外にも、計画を立てるとか、調整するとか、予想するとか、説明するとか、責任を取るとか、率先するとか、準備するとか、時間をうまく使うとか、もちろん管理するとか、そんな全てのことを含んでいる。

中学高校留学生達を見ていても、このセルフマネージメントがきちんとできている人は、留学生活を楽しく、うまくやっているように見える。逆に、これができていない人は、どこかで何かがうまくいかない。

ニュージーランドの親御さんや先生は、子どもにセルフマネージメントを求める。例えば、いつまで経っても宿題に取りかからないとか、部屋を片づけないとか、朝起きられないとか、友達とのコミュニケーションがうまくいかないとか、そんなことがあったとき、親や先生はまず「この子はセルフマネージメントがきちんとできているだろか」と考えて、そこを見る。

もちろん個々の問題も大切だけれど、基本的なセルフマネージメントができているかどうか、という視点から見てみると、また違ったものが見えてくる。

そしてもし、セルフマネージメントに問題があるのなら、セルフマネージメントとは何なのか、どうすればいいのか、などを子どもと一緒に考えて行く。

留学生でなくても、どうもうまくものごとが進まないとか、自分が思っていたようにならないというときには、もしかしたらセルフマネージメントがきちんとできていないのではないか、と考えてみるのもいいかもしれない。

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