ニュージーランド現地無料留学エージェント

弊社の中学高校留学生達には、現地サポートを提供している。

弊社の現地サポートはおそらく他と少し違う。多くのニュージーランドの中学高校の先生方からも「キックオフNZ の現地サポートはすばらしい」と高い評価をいただいている。

私達は、現地サポートにもいろいろなレベルがあると考えている。少しこじつけになるかもしれないけれど、現地サポートのレベルは、「マズローの欲求5段階説」の段階分けと似ていると思う。

マズローの欲求5段階説は、人間みんな5段階の欲求があり、その欲求は低いものから順番に現てれ一つの欲求がある程度満たされた後に次の欲求が現れるという説だ。最近はこの説にもいろんな意見があるようだけれど、なんとなく納得がいく説だと感じる方も多いだろう。

5段階の欲求は下の段階から順番に以下の通りだ。

  • 生理の欲求 (Physiological needs)
  • 安全の欲求 (Safety needs)
  • 社会的欲求と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
  • 承認(尊重)の欲求 (Esteem)
  • 自己実現の欲求 (Self-actualization)

現地サポートで言えば、それぞれの段階は以下のようになるだろう。

生理の欲求 (Physiological needs)の段階は、食べ物、睡眠など、つまりホームステイや寮生活でのサポートにあたるだろう。ステイ先できちんとそれらのものが提供されていることを確認し、もしそうでなければきちんと提供してもらうようにするサポートだ。

また、安全の欲求 (Safety needs)の段階は、健康管理や病気や怪我をした時のサポート、安全情報の提供と安全確保の徹底などのサポートにあたるだろう。

この一番下の二つの段階のサポートは、ほとんどの留学エージェントが提供している。留学してすぐの人達がまず求めるサポートはこの段階のサポートだ。

さに段階が上がって、社会的欲求と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)の段階は、ホームステイでうまく生活できるようにするサポート、学校のクラスや学校全体、クラブ活動やチームメイトにスムーズに溶け込めるようにするサポートにあたるだろう。

この段階のサポートになると、留学生本人だけではなく、ホームステイや寮、学校やクラブ活動関係者にも直接コンタクトを取る必要が出てくる。その時には当然事前に留学生本人や保護者と話をしておかなければならないし、ホームステイや寮、学校やクラブ活動の内容もある程度把握している必要もある。

ここまでのサポートをしている留学エージェントはだんだん少なくなってくる。

4番目の段階である承認(尊重)の欲求 (Esteem)を現地サポートで言うと、それぞれの留学生の学校や所属する団体のなかで、どうすれば評価を上げることができるかというサポート。そしてさらに、きちんとした自己評価をして自信をつけるための方法や、習得するべきスキルや能力をあきらかにしてそれを達成する具体的な方法を、一緒に考え、留学生自身だけではなく周囲の人達もリスペクトできるようにするサポートだ。

このレベルまで、具体的に考えて現地サポートをしている留学エージェントは、弊社以外では、おそらくかなり少ないのではないだろうか。

そして、5段階目の自己実現の欲求 (Self-actualization)は、10年後20年後を見据えたゴールセッティングの実施と、そこから遡って考える毎日の生活の実践をサポートするレベルだ。弊社で毎年学年が始まる時に各留学生達に行っているゴールセッティングはこの段階のサポートだと思うし、Year 12やYear 13の卒業後の進路の相談や進路指導もこのレベルのサポートだろう。

そして弊社では、4番目の承認(尊重)の欲求や5番目の自己実現の欲求にあたるレベルのサポートをする時には、それぞれの留学生が、これからの人生をどう考えて、何をどう判断して、どう生きて行けばいいのか、そこまで踏み込んで話をする。

中学高校生に対してそんな現地サポートをしている留学エージェントは、弊社以外おそらくほとんどないだろう。

留学を始める前に心配なサポートは、おそらく1番目と2番目のサポートが中心だろう。留学スタート時点ではもちろんそのレベルのサポートがとても大切だ。でも、長期で留学する人、あるいは、人生を大きく変えるきっかけとして短期留学をする人は、3番目、4番目、そして5番目のサポートがあるかないかで、留学生活もその後の人生も大きく変わってくる。

十代の時に出会う人、十代の時に入ってくる情報、十代の時に言われた一言、そんなことで人生が変わることも多い。

留学での現地サポートでも、その後の人生が大きく変わるかもしれない。

自己実現理論ウィキペディアより