私達の現地サポートのやり方
弊社には、12歳から18歳までの中学高校留学生達がいる。
彼ら彼女らを現地でサポートする時、基本的には、まずは自分でやってもらっている。
ステイ先に何か不満があるのなら、まずは自分でホストファミリーや学校に話をしてもらう。勉強の仕方がわからないのなら、まずは自分で先生のところに行ってもらう。ラグビーの練習場所や時間がわからないのなら、まずは自分でコーチのところに聞きに行ってもらう。
もちろん、個人個人の留学生の英語力、コミュニケーション力、性格、その時の状況、などによって細かく違うけれど、基本はまずは自分で動くことを求める。
ただし状況をみて、私達からもホストファミリーや学校、コーチに連絡をして、彼が彼女が、こんなことを言ってくるので、なんとかしてほしい、とあらかじめ伝えることもある。特に、留学を始めてすぐの留学生や、英語力がまだあまりない人達に対しては、私達も「留学生が自分で動いた結果がうまくいく」ようにうしろからサポートする。
でも、すべて私達が先回りして、関係する人達に連絡をして、解決してしまう、ということはできるだけしないようにしている。
なぜなら、留学生自身が自分から動くときには、いつ、誰に、どこに行って、どのように、何を伝えればいいのかをいろいろと考えて、そして、緊張しながらも、面倒くさいと感じながらも、思い切って、自分でそこまで歩いて行って、自分から話しを切り出して、自分の思いを相手に伝える、ということをする。
その時間、その態度、その行動が、留学生達には必要で、その経験が彼ら彼女らを成長させると思うからだ。
先回りして、すべて私達が解決するサポートは、留学生達のそんな貴重な経験を奪うことになるし、留学生達の成長を妨げることにもなる。
もちろん、留学生が自分から動くことだけではすべてが解決しないこともあるし、状況によって、個人個人によっては、ほとんどすべてをこちらで解決することもある。また、安全と健康は必ず確保する。
その上で、留学生達に、ニュージーランドでしかできない、留学生活でしかできない、経験をできるだけたくさんしてほしいと思っている。
それが、私達の現地サポートのやり方だ。
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10月26日 (土)(大阪)
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