高校留学でどのくらい英語力は伸びるのか
ニュージーランドの小中高校は、第二学期が終わり今週と来週は冬休みだ。
1学年4学期なので、今週末で一学年の半分が終わることになる。留学生達も、来週から今年後半の生活が始まる。
今年から留学を始めた留学生達は、そろそろ英語力の伸びを実感する時期だ。個人差はあるし年齢やもともとの英語力にもよるけれど、多くの長期高校留学生達は、留学スタート後3ヶ月ほどすると、なんとなく英語が聞けるようになってくる。友達が話していること、授業で先生が言うこと、テレビ番組など、知らない単語が出てくるとそこでつまることはあるけれど、英語を聞いてピックアップできる文章や単語が、急に増えてくる。
その時期には、短い文章でゆっくりと話してもらうと、理解できることも多くなってくる。
留学スタート後6ヶ月ほど経つと、今度は自分から英語で話すことができるようになってくる。最初は、聞いたフレーズを繰り返すところから初めて、だんだん自分の考えも言えるようになってくるし、相づちやちょっとした返しもうまくなってくる。
留学初年度の学生達によく言うのは、「留学に来る時に飛行機で見た映画は、ほとんど聞き取れなかっただろうけど、1学年の留学を終えて日本に一時帰国する時には、特にアクション映画ならほとんど問題なくわかるよ」ということだ。実際に多くの留学生はそうなっている。
もちろん、飛行機で英語で話しかけられても応えることができるし、チェックインや搭乗も、知識があれば問題なくできるだろう。
その時にも留学生達は時分の英語力の伸びを感じるに違いない。
今年の留学生活も後半分。英語力もきちんと伸ばしながら、元気で楽しんでほしい。
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