言葉以外のコミュニケーションも大切

言葉では伝わりきれないことがある。

ネットでも、実際に会っての会話でも、電話でも、言葉だけだと全てを正確に伝えることは難しい。

弊社でも、留学のお問い合わせへのご返信もそうだし、現地でのサポートでもそうだ。また、ブログやツイッターなど主に言葉を使って伝えるツールもそうだけれど、伝えようと思っていることが、全て、正確に、そのまま伝えられるかというと、そうではない。

やはり意図しない意味に伝わることもあるし、少し違ってとらえられることもある。そんなときは、書いたり話したりした言葉を思い出し、なるほどそういうふうに伝わるのも、そういうふうにとらえられるのも仕方がない、と反省することも多い。

言葉でのコミュニケーションには限界があるのだ。

第一言語を使うコミュニケーションでもそうなのだから、英語など第二言語でのコミュニケーションではもっと誤解やミスリードがおこる。

留学生もそうだろうけれど、第二言語でいつもコミュニケーションを取らないといけない環境にいる人は、言葉の限界を感じるだろうし、自分の英語力の足りなさも同時に感じるだろう。

弊社では、ラグビー留学生も多いし、最近はダンスをしている留学生も多い。

彼ら彼女らを見ていると、言葉を越えたコミュニケーションのほうが、お互いに理解しあえたり、感動しあえたりするのかもしれない、と思う。

全く英語ができない短期留学生でも、ラグビーをすれば意気投合できるし、素晴らしいダンスを披露すれば「おお!」とみんなを感動させることができる。

スポーツやパフォーミングアーツなどでは、言葉を飛び越えて一気に人の心の中までズバッと何かを伝えることができるし、大勢でそれを共有することもできる。

そんな留学生たちを見ていると、グローバルな時代を生きていくためには、共通言語である英語力を身につけることはもちろんだけれど、スポーツやパフォーミングアーツなど、人の心に直接訴えるようなスキルを身につけることも大切なのではないか、と思う。

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