さらにまた留学生からのうれしい知らせ
UenoT先日のこのブログで、留学生たちからのうれしい知らせについて書いた。
「留学生からの二つのうれしい知らせ」
「また留学生からのうれしい知らせ」
そしてまたさらにうれしい知らせが届いた。
ロトルアボーイズハイスクールで４年間ラグビー高校留学をしている、プロップというポジションの体の大きな弊社留学生が、チーフスU18チームに選ばれてキャンプに参加し、そこで行われたブルースU18との試合で大活躍。その日のプレーヤー・オブ・ザ・デーを受賞した。
ニュージーランドでは、プロのスーパーラグビーという大会があって、全国を５つの地域に分けているけれど、高校ラグビーでもその地域別にU18の選抜チームが作られる。各チーム約５０名しか選ばれないので、全国で２５０名だ。ラグビー王国ニュージーランドの強豪高校から各地域５０名というのは、世界でもトップレベルの高校生と言える。
チーフスU18に選ばれることだけでもすごいことなのに、他地域のU18との試合でプレーヤー・オブ・ザ・デーに選ばれるのは、最高の名誉と言ってもいい。いくら実力があっても、留学生が現地のトップ選手たちの中での試合でそれを発揮するのはかなり難しい。
その試合で、彼は、プロップというポジションでありながら、自身でトライをとり、もう一つのトライにつなげるアシストもした。
当日の試合はニュージーランド全土にテレビでも放映されたけれど、彼のプレーを見ると、その日のプレーヤー・オブ・ザ・デーに選ばれるのも誰もが納得するだろう。今までにスーパーラグビーのU18の試合で、プレーヤー・オブ・ザ・デーに選ばれた日本からの留学生はおそらく初めてではないだろうか。ほんとうにすばらしい。
ニュージーランドの高校生の今年の１５人制のラグビーシーズンはこれで終わった。日本でいう高校３年生の彼の高校ラグビーも終わりだ。
彼のこの４年間の留学では、怪我もあったし、うまくいかない時期もあったけれど、ほんとうによくがんばったと思う。私たちの見えないところでも、一人でコツコツとトレーニングを続けていたのだろうし、精神的にきついときも、自分で踏ん張ってここまで来たのだろう。まさに、スーパー高校生だ。
彼のこれからの活躍を期待して応援している。
CHIEFS UNDER 18 CLARKE, MESSAM AND WICKLIFFE TEAMS ANNOUNCED
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