ロトルアボーイズハイスクールのラグビーアカデミーも再開

先日のこのブログでも書いたけれど、ニュージーランドは、現時点で新型コロナウイルスの感染拡大を押さえ込んでコントロールしている、世界でも数少ない国のひとつだ。

5月23日から昨日6月7日まで、16日連続で新規感染確認者数はゼロ。現在入院している人もいないし、アクティブケースも全国でひとりだけだ。

5月18日に学校の登校も再開し、その後バーやナイトクラブもオープンした。フィジカルディスタンスや入店時の消毒、コンタクトトレーシングなどは求めらるけれど、以前の生活にかなり近くなってきた。

ロトルアボーイズハイスクールには、ラグビーアカデミーという授業がある。毎日1時間、ラグビーのスキルトレーニングや、フィットネス、ストレングス、そしてラグビーに必要な知識などを、プロのコーチから徹底的に指導してもらえる授業だ。

アラートレベルがLevel 2 になり、学校が再開され、集会の最大人数が100人になって、ラグビーのトレーニングも以前と同様にできるようになったので、ロトルアボーイズハイスクールのラグビーアカデミーを見に行ってきた。

コンタクトトレーシングのために、学校を訪問するには事前にアポイントが必要だ。学校の校門はまだ閉ざされていた。車を外の駐車場に停めて、まずはメインレセプションでサインインをする。メインレセプションはフィジカルディスタンスが取れるように、約1メールの囲いがしてあった。サインインはタッチパネルで行うけれど、その横にハンドサニタイザーが置いてあった。

その日のラグビーアカデミーは、グラウンドでスキルトレーニングだった。日本人留学生を含めて 20人ほどの生徒たちがグラウンドに集合した。その日の指導は、元チーフスのキャプテンで、日本のサニックスでもプレイの経験のある、Deon Muir さんだ。

夜に降っていた雨も止んで、とてもいい天気で、気温も上がり、絶好のグラウンドでのトレーニング日和だった。

約2ヶ月間のロックダウンに続き、しばらくトレーニングの制限があったので、自主トレーニングこそしていたけれど、生徒たちが大勢の人たちと一緒にトレーニングができるようになってまだ1週間ほど。 日本人留学生たちを含む生徒たちを見ていると、とても楽しそうにラグビーアカデミーの授業を受けていた。

もちろん、指示されたトレーニングは集中して一生懸命行うけれど、お互いに声を掛け合ったり、たまには大声で笑ったりしながら授業を受けていた。みんなと一緒に楽しくトレーニングがしたかったという気持ちが、とてもよく伝わってきた。

授業の後は、ひとり一人ハンドサニタイザーで手を洗う。もちろんコーチ達もだ。 ラグビーアカデミーの授業だけではなく、放課後のチーム練習や、クラブチームの練習についても、ニュージーランドラグビーから具体的な指針が出されている。ニュージーランド全国全てのラグビーチームは、この指針に従って練習や運営をしている 。

今週の土曜日から、スーパーラグビーアオテアロアとして、ニュージーランド国内5チームのプロラグビーの試合が再開される。今のところ無観客での試合予定だけれど、アラートレベルがレベル1になれば、観客が入っての試合が行われる予定だ。

ニュージーランドは今からラグビーシーズンが始まる。このままうまくいけば、高校ラグビーも、ジュニアやシニアラグビーも、そしてプロのスーパーラグビーも、例年と変わらない練習や試合が実施できるようになるだろう。

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